「かっぱ寿司」のカッパ・クリエイト、既存店売上のプラス成長は続くも全店ベースではマイナス成長に(2019年12月)

注目小売店月次実績シリーズ

写真はイメージです

シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は回転寿司チェーン店「かっぱ寿司」を運営するカッパ・クリエイト(7421)の、2019年12月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。

直近の月次実績

2020年1月7日に更新されたカッパ・クリエイトの2019年12月既存店売上高は、対前年同月比100.2%となりプラス成長。客数は94.8%とマイナスになりましたが、客単価が105.8%とプラスで、客単価が客数のマイナスをカバーしてプラス成長となりました。

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一方で全店売上は99.4%となりマイナス成長。内訳は客数94.0%、客単価105.8%と既存店に類似の数字ながら、プラス成長には届きませんでした。

今期の既存店売上高の振り返り

では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は3月決算)。

既存店売上高は今期マイナス成長となったのは7月のみです。客数は9カ月中5カ月がマイナスながら、客単価は全ての月がプラスであり、客数のマイナスを客単価のプラスでカバーする状態が継続中です。

一方で全店売上高は9カ月のうち、5カ月がマイナス成長。全店も客単価は全ての月でプラスながら、客数のプラス月が5月のみであり、既存店以上に客数面での苦戦が続いています。

過去1年の株価動向

最後に同社の株価動向を見ていきましょう。

同社の株価は2018年半ばから、上限1,500円付近と下限1,300円付近の間でレンジ相場を形成中です。

株価は2019年11月以降の上昇により、現在レンジ上限の1,500円付近での攻防がなされています。2018年以降破られていない1,500円付近の天井を、今後上方ブレイクすることになるのか注目されます。

既存店売上高は堅調に推移する一方で、全店売上高が苦戦する状態が続いていますが、既存店売上高も12月は対前年同期比100.2%とわずかなプラス成長に留まっています。今後も既存店売上のプラス成長を維持できるのかが注目されます。

カッパ・クリエイトの過去1年の株価推移

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参考資料:月次売上推移速報

LIMO編集部

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LIMO編集部

LIMO編集部は、個人投資家向け金融経済メディアであるLongine(ロンジン)の執筆者である国内外大手証券会社で証券アナリストや運用会社のファンドマネージャーとして長年の調査や運用経験を持つメンバーやビジネス系インターネットメディアでの運営経験者等を中心に構成されています。国内のみならずグローバルの視点から、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報をわかりやすくお届けします。