そのような中、日経平均株価は大幅反発となりました。寄り付きから高く推移し、日中を通してほぼ一本調子で上げ幅を拡大する展開となりました。
大引け直前には一時+562円高まで買われる場面も見られています。結局、終値で今年初の23,700円台を回復して引けました。
なお、TOPIXも同じような値動きで大幅反発となりましたが、上昇率は日経平均株価を大きく下回りました。これは、日経平均株価を構成するような大型株への買戻しが圧倒的に優勢だったことを示唆しています。
東証マザーズ株価指数は大幅反発、売買代金は18日ぶりに1,000億円を下回る
東証マザーズの出来高は5,283万株、売買代金985億円となり、いずれも前日より減少しました。前月(昨年12月)から始まった個人投資家の資金移動が一巡した感があり、売買代金は高水準ながらも18日ぶりに1,000億円を割り込んでいます。
なお、株価指数は大幅反発となり、再び900ポイント回復をうかがう位置となりました。今後の個人投資家の物色意欲の動向に注目が集まるでしょう。
富士通が連日で昨年来高値を更新、ソニーや村田製作所などハイテク株も大幅高
個別銘柄では、主力株は軒並み大幅上昇となり、指数寄与度の高い東京エレクトロン(8035)とソフトバンクグループ(9984)が急騰しました。