おすすめなのは、大学生協の『学生総合共済』。そもそもは学生自身のけがや病気、他人に損害を与えてしまった場合の補償に備えるためのものですが、30~500万円の「扶養者の死亡保障」特約がついています。

掛金も、年額1万4,400円(生命共済BF:2019年4月29日までに払い込んだ場合の金額)と、とてもリーズナブルなのも、うれしいところです。

また、これを機会に親の生命保険を見直してみるのもよいでしょう。子どもが小さいうちに加入した生命保険は、残された家族のその後の生活費を長く補填できるようにと、補償額が高めに設定されていることが多いものです。

子どもが大きくなってからだと、そこまでの金額は必要がなくなりますので、一度生命保険を見直し、支払保険料を抑えて、その分を『もしも』に備えて貯金に回すなどの工夫をしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

「子どもの学力格差」は「親の経済力の格差」ともいわれてしまうほどに、子どもの教育には、思いのほかお金がかかるものです。家族全員の生活を逼迫させてまで、というのは考えものですが、子どもの将来の選択肢をひとつでも多く確保するためにも、こういった出費には、きちんと備えておきたいものですね。

【参考】
「2019年度保護者に聞く新入生調査」全国大学生活協同組合連合会
「平成30年度(2018年度)子供の学習費調査」文部科学省

LIMO編集部