シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は回転寿司チェーン店「スシロー」を運営するスシローグローバルHD(3563)の、2019年12月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。
直近の月次実績
2020年1月6日に更新されたスシローグローバルHDの2019年12月既存店売上高は、対前年同月比107.0%となりプラス成長。内訳は、客数(102.9%)及び客単価(104.0%)でした。
また全店売上高も111.4%とプラス成長。既存店・全店ともにプラス成長となっています。
今期の既存店売上高の振り返り
では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は9月決算)。
既存店売上高は2019年9月期全ての月でプラス成長を維持しました。また2020年9月期も、10月以降プラス成長が継続しています。
全店売上高も同様に、昨年度からのプラス成長が今期も継続中。既存店も全店も堅調な状態が続いています。
過去1年の株価動向
最後に同社の株価動向を見ていきましょう。
同社の2019年の株価は7,800円台でフタがされた状態にありましたが、11月11日に急騰しフタを上方ブレイクしました。その後12月から上昇が続き、1月10日には9,900円台に到達しています。
2020年9月期も前期同様、既存店・全店のプラス成長が維持されています。また昨年11月以降株価も上昇しています。堅調な店舗業績と株価上昇のセットがどこまで続くのかが今後注目されます。
参考資料:月次情報(2020年9月期)
LIMO編集部