また、円高進行を背景に自動車株が売られ、ホンダ(7267)、いすゞ自動車(7202)、マツダ(7261)などが大幅安となり、元会長のゴーン容疑者の国外逃亡が話題となった日産自動車(7201)は、自動車株で唯一の昨年来安値更新となっています。
その他では、原油価格高騰を受けて日本航空(9201)とANAホールディングス(9202)が揃って大幅安となったのが目を引きました。
一方、J.フロント リテイリング(3086)が昨年末からの上昇の勢いを持続し、大幅高で昨年来高値を更新しました。また、原油価格高騰を受けて商社株の一角も物色され、三井物産(8031)は小幅高ながら逆行高となっています。
その他では、NEC(6701)、ソニー(6758)、シャープ(6753)などハイテク株の一角も買われて上昇したことが注目を集めました。
新興市場(東証マザーズ)では、メルカリ(4385)が大幅安となり、株価上昇が続いていたマクアケ(4479)も急落しました。
一方、トゥエンティーフォーセブン(7074)が4日連続で安値更新となった直後から買い戻され、8日ぶりの反発となっています。
葛西 裕一