そのような中、日経平均株価は久々の大幅安となりました。寄り付きから安く推移し、前引け直前には一時▲508円安の場面が見られました。その後も23,200円を挟んだ攻防となり、結局はそのまま3日続落で引けています。

ちなみに、終値の下落率としては昨年10月3日(▲2.0%)以来の大きさとなりました。

なお、TOPIXも同じような値動きで続落となりましたが、下落率は日経平均株価より小幅に止まりました。これは、日経平均株価を構成するような大型株への売りが優勢だったことを示唆しています。

東証マザーズ株価指数は大幅続落、売買代金は15日連続で1,000億円を上回る

東証マザーズの出来高は7,133万株、売買代金1,079億円となり、いずれも前営業日(大納会)より減少しました。

前月(昨年12月)は、年内のIPOラッシュを受けて個人投資家の資金移動が激しさを増したものの、それもやや落ち着いた印象があります。それでも一応、売買代金は15日連続で1,000億円を上回りました。

ただ、株価指数は大幅続落となり、再び900ポイントが遠のきつつあります。

ファーストリテイリングやソフトバンクGが大幅安、J.フロント リテイリングは昨年来高値更新

個別銘柄では、ファーストリテイリング(9983)、ソフトバンクグループ(9984)、テルモ(4543)、ファミリーマート(8028)など指数寄与度の高い値嵩株がいずれも▲3%超安の大幅下落となりました。