お正月のお金事情といえば、「お年玉」をイメージするのではないでしょうか。子どもたちにとっては好きなものを買えるチャンスです。しかし、親にとってはお金の使い方を学ばせるチャンスだともいえるでしょう。
そこで、今回は株式会社明光ネットワークジャパンが調査した「お年玉に関する実態調査」(明光義塾調べ)を元にご紹介します。6割以上の親がお年玉をきっかけにお金教育をしていることが分かりました。
小・中学生のお年玉は誰がどう管理している?
小・中学生だとまだまだ親が管理したいことも多いのではないでしょうか。とりわけ、数千円から何万円というお金をもらえるお年玉だと、子どもだけに判断させるのは心配かもしれません。
子どもがもらったお年玉はどのように管理しているか調査したところ、一定金額は親が預かり、残りは子どもに任せていると答えた人が46.4%に達しました。
学年に応じて自由に使える金額を決めていて、残りは本人名義の銀行口座に入れていたり、子どもに管理させる分はすべてお小遣い帳につけさせてあとからチェックしたりしているようです。
あとは、「全額親が預かっている」が33.0%、「すべて子どもに任せている」が20.6%いました。小学6年生から自分で管理させ、無駄遣いをしないようにやりくりの勉強をさせているという人もいます。
6割以上の親がお年玉をきっかけにしてお金の教育を実施しているようです。多くのお金の動きがあるので、良いタイミングだといえますね。
小・中学生はいくらお年玉をもらっている?
さて、子ども本人に管理をすべて任せている親もいましたが、果たして最近の小・中学生はいくらお年玉をもらっているのでしょうか。なんと、平均額は2万4,424円という結果になりました。それでは学年別に詳しい平均額を見ていきましょう。
小・中学生全体:2万4,424円
小学1、2年生:1万9,581円
小学3、4年生:2万1,025円
小学5、6年生:2万3,539円
小学生全体:2万1,382円
中学生全体:3万507円
やはり学年が上がるにつれて、お年玉の金額が上がっています。中学生になると、3万円ほどになるので、その使い道が気になります。最近の小中学生は何に使っているのかチェックしましょう。
お年玉の使い道は貯金が第1位!積立て投資という選択も
小中学生のお年玉の使い道トップ10をご紹介しましょう。けっこう堅実的な結果となっています。
第1位:貯金(37.7%)
第2位:ゲーム機・ゲームソフト(27.7%)
第3位:おもちゃ、カードゲーム(ゲーム機・ゲームソフト除く)(21.8%)
第4位:文房具、雑貨(21.1%)
第5位:書籍(マンガ以外)(18.7%)
第6位:お菓子やジュースなどの飲食物(18.6%)
第7位:マンガ(16.1%)
第8位:衣服・衣服雑貨(11.8%)
第9位:ゲームセンターで遊ぶ(11.2%)
第10位:スポーツ用品(6.5%)
お年玉の使い道で「貯金」が多いのは、親から教育されているのかもしれませんね。また、数としては少ないですが、「積み立て投資」に注目している家庭があります。
少額でも小・中学生のころから積み立て投資をしていると、資産形成や運用のマネー教育ができたり、将来に向けた積立ができたりするメリットを感じられるでしょう。
2016年1月からは、 20歳未満用の NISA である「ジュニアNISA口座」が開始されました。開設年の1月1日時点で0歳~19歳が対象となり、子どもが運用するのではなく、親や二親等以内の親族が口座管理や運用をします。
あくまでも親が管理しつつ、子どもにお金の教育をするスタイルが一般的でしょう。
まとめ
小中学生のお年玉事情をお伝えしました。小学生だと2万円ほど、中学生だと3万円ほどのお金が子どもの手に渡ります。
このお年玉をきっかけにお金教育をする家庭は少なくありません。お金の大切さ、お金をいただける有難さを実感できる人間に育って欲しいですね。
瀬戸山 佳菜