知らぬ間に習慣的な支出になっているものを把握
支出をコントロールするには、支出の大きい「固定費」がカギになりそうですね。携帯電話の料金プランや保険の内容など、質を保ちつつ工夫して減らせるところを探してみましょう。
もし、日々のスイーツが習慣になっている場合は、「週に2回まで」などのルールを設けてみましょう。急に制限するよりも回数を抑えていく方がリバウンドの可能性も低くなります。
貯金専用口座に貯めていく
せっかく貯めたお金を引出せないように、貯金用の口座を作っておくのも方法の一つです。
例えばATMや窓口が近所にない銀行の口座を作っておくと、物理的に支出をセーブできるようになります。
支出管理にスケジュール帳を活用
人付き合いを含めた支出をすべて減らしていくことは容易ではありません。食事会やイベントがある時は、スケジュール帳に予算を記入しておきましょう。
支出が多くなる日が分かったら、反対にお金を使わない日を決めてみます。支出0円の日を設けたり、買い物に行く回数を減らしてみたり。メリハリのある支出を心掛けることで支出をコントロールできるようになります。
貯金からのワンステップ「資産形成」を考える
コツコツ貯金を継続することで、確実に残高は増えていきます。しかし低金利が長く続く現代では預金利息はごくわずかです。また、物価が上がると資産価値が低下していく可能性があります。そのため、貯金を続けるのと同時に、投資などで殖やしていくことも検討してみてはいかがでしょうか。
株などの投資商品は「物価連動型資産」です。物価と同じように価格が変動しますので、貯金の一部をこれらの投資商品で運用することにより価値を上げていくという選択肢もあります。
ただし、投資商品には価格の上下変動があります。そのため、運用に回す分を貯金の一部に限定することで、価値が下がった時のリスクを抑えることができますし、もし上がっていけば資産の柱となるはずです。