20代はまだまだビジネスパーソンとしての経験が浅く、自身のスキルアップのためにお金を使いたい時期です。しかし、資産形成には時間がかかるので、なるべく早く始めたい。ですから、時間を味方につけるという意味でも、30代は資産形成を始めるベストタイミングといえます

資産形成は難しいと考える方も多いかもしれません。そんな方におすすめなのが、投資信託です。プロの投資家が運用してくれるので、忙しい中でも無理なく始めることができるでしょう。また、NISAやiDeCoであれば非課税制度を利用することもできます。まずはリスクが少ないものから始めて、少しずつ老後を意識して資産形成をしていきましょう。

まとめ

何かと不安が大きい30代。定年を迎えるまでにはまだまだ時間がありますが、老後の不安を解消していくには早いうちから資産形成をしていくことも大切です。「まだ30代だし、自分の人生がどうなるかも分からないのに、老後資金なんて…」と思うかもしれませんが、老後はほとんどの人に訪れる未来。資産を増やすには時間が必要です。

独身の方も、家庭がある方も、お金について一度しっかり向き合ってみませんか。

【参考】
「家計の金融行動に関する世論調査(単身世帯調査)平成30年調査結果」金融広報中央委員会(知るぽると)
「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2018年(平成30年)平均結果-(二人以上の世帯)」総務省統計局

【ご参考】貯蓄とは

総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。

LIMO編集部