「あたしは絶対旦那と一緒の墓に入らない」という言葉、聞いたことありませんか?筆者も祖母や複数の叔母から聞いていました。

「やってほしいことは、まずはやってあげることだ」という話も聞くのですが、なかなかそこまで俯瞰できません。どうしても「やってあげたもの負け」になってしまいます。昨今の共働きの家庭では、いかに家事を分担するかが議論されますが多くの旦那は「どうしてその家事どうしても俺がやんなきゃいけないの?」と切り返します。旦那は、平日仕事から早く帰ってきて家事をやるのは勘弁してほしいといいます。

奥さん側だって、仕事して帰ってきて、座る間もなく洗濯物を取り込んでお風呂の掃除をして食洗器に入れた食器を出して、しまって、食事の支度を始めるのです。なのに、旦那だけがどうして疲れたからといってのんべんだらりとしていていいのでしょうか?筆者はおかしいと思います。

収入が低い側がそれを担えという理屈です。夫婦で協力して家事を終わらせてゆっくりできる時間を作りたいのです。そのような話をすると決まって不機嫌になります。

そのようなやり取りしかできない、こちらの要求を聞いてもらえない人と一緒にいれば当然夫源病にもなります。ほどよく距離を取り、旦那をは変わらないものと思うと楽になります。

参照:

(※1)男性更年期 夫源病 石蔵文信『夫源病とは?』 

(※2)NEWSポストセブン『上沼恵美子、夫との関係悪化「夫源病」で結婚41年目の別居

堀田 馨