さらに、今月発足したばかりの3頭体制のナンバー3、関潤 副COOの退任が判明した日産自動車(7201)が先行き懸念から▲3%超安の大幅安となり、年末が迫ったこの時期に年初来安値を更新しています。
その他では、一連の保険不正販売による引責辞任が報じられた日本郵政(6178)、かんぽ生命保険(7181)、ゆうちょ銀行(7182)がいずれも安く推移したのが目を引きました。
一方、ハイテク株では太陽誘電(6976)が値を上げて連日の年初来高値更新となり、村田製作所(6981)もジリ高となりました。
また、機械株の一角が買い戻され、キーエンス(6861)、安川電機(6506)、SMC(6273)などが堅調に推移しました。
新興市場(東証マザーズ)では、サンバイオ(4592)が一時+10%高に近い爆騰となり、ブライトパス・バイオ(4594)も急騰しました。
一方、1か月前の新規上場にもかかわらず早くも業績下方修正を発表したトゥエンティーフォーセブン(7074)が引き続き売られ、安値を更新しています。
葛西 裕一