ちなみに上記のような”軽い気持ちで使うお金”、つまり”毎日なんとなく使ってしまうお金”のことを「ラテマネー」と言います。「ラテマネー」は、毎日のコーヒーやカフェラテに何気なくお金を支払っている様子からその名がつきました。
ラテマネーは、“毎日帰り道にコンビニに寄って買うお菓子“のように1回あたりの支出は少ないことが多いため、お金を使ったという実感が残りにくいという特徴があります。ただし、塵も積もれば山となります。
「無駄遣いしていないのに、なぜかいつもお金がない」「いつの間にかお金が減っているけれど、何に使ったか覚えていない」という方は、もしかしたらラテマネーが原因かもしれません。支出することに気を配り、無意識のうちに支出しているラテマネーを減らすことを意識してみましょう。
2. 貯蓄額の目標を現実的な金額に設定する力
お金が貯められない人に欠けていることの2つ目は、貯蓄額の目標を現実的な金額に設定することです。
お金を貯めようとしている人は「毎月○万円は貯金に回そう!」、「1年で△円貯めるぞ!」と目標となる貯蓄額を設定するかと思います。そこで重要なのが、目標として設定する貯蓄額に現実味を持たせるということです。
というのも、お金を貯めるうえで最も重要なのは“長期的に継続する力”なので、毎月家計がカツカツになるような貯蓄額の目標を設定していては、すぐに心が折れてしまう可能性があります。