4.「お金について考えること」を後回しにしない力

最後は、「お金について考えること」を後回しにしないことです。

「普段は仕事や育児で忙しいし、休日はゆっくり休みたい…」と思いながら日々を過ごしていると、お金を貯めたいはずなのに「貯めるためにどうするべきか」を考えることが後回しになってしまいます。

また、お金を貯めようと決意して、まず多くの方が始めるのは“家計簿”ではないでしょうか?

家計簿をつけているとお金を上手く管理できているような気分になってしまいますが、本当に必要なのは、実際につけた家計簿を見て「お金を貯めるためにできることはなにか」を考えて次に活かす行動力です。

たとえば「月々のスマホ代が高いな…」と思ったら、実際のスマホ利用状況に対して料金プランが適しているかどうかを確認する機会になりますし、「保険料をもっと下げられないか?」と感じたら、日々の生活スタイルに応じた保険プランになっているかどうかを見直す機会となります。

このように、ただ家計簿をつけるだけではなくお金について考える機会を作ることで、徐々に「お金が貯まる人」の思考にたどり着くのです。お金を貯めたいのなら、考えることを後回しにするのは禁物だということを覚えておきましょう。

まとめ

本記事では、お金を貯められない人に欠けていること4つの力をご紹介してきました。一つ一つは小さな心がけですが、お金を貯めるには、ただやみくもに「お金を使わない!」と強行突破するのではなく、今後も継続してお金が貯められるような仕組みを作っていくことが大切なのです。

みなさんも「お金を貯めることができる人の思考」への一歩を踏み出してみませんか?

タナカ チアキ