年末年始の帰省を前に、義両親とのやりとりのなかで子供の話題になってあれこれと口出しされたら嫌だな…と今から憂鬱な人もいるかもしれません。孫可愛さからか、「そこまで口出しする?」と思うようなところまで干渉してくる義両親も少なくないようです。

「もう一人産む・産まない」といった家族計画にはじまり、しつけなどの子育てや教育方針、果ては進路の選択まで、子供のこと、自分たちの家族のことに外野から意見してくる義両親たちとは、どのように付き合っていけばよいのでしょうか?

今回は、そんな義両親からの口出しに悩む妻たちのエピソードと、それに振り回されずに家族の在り方を自分たち自身で決めていくための対処法についてご紹介します。

「保育園はかわいそう」な価値観を未だ持ち続けている義両親世代

共働きの家庭も増えて、産休・育休が明けるタイミングで子供を保育園に預けるのはもはや珍しいことではありません。ところが、いわゆる「三歳児神話」を信じる義両親から、低年齢で入園させることについて心無い言葉をかけられてしまったママもいます。

「結婚前から、出産後も子育てをしながら仕事を続けたいということは義両親にも話していたので、理解を得られるものと思っていました。それが、いざ育休明けに通う保育園探しを始めると、『こんなに小さいうちから子供と離れて平気なの?子供がかわいくないの?』と義母から言われて、とてもショックを受けたのを覚えています。もちろん子供はかわいいし、できることなら離れたくありません。それでも、希望の園に入るためには早めのタイミングで動かなければならないからと決断したのに…。」

「女性は結婚したら専業主婦として家のことも子供のこともすべてやるのが当たり前」という、ひと昔前の価値観を未だに持ち続けている人が多い義両親世代。結婚後や出産後も仕事を続けたいという考え方や、そのために子供を保育園に預けることについて、「家族や子供のために、良き妻・良き母親はこうあるべき」と口出ししてくるようです。

しつけに口を出されると、ママがすっかり悪役に