新車、新築…「新」がつく買い物ほど価値のないモノはない

「新」プレミアムは、住んだ瞬間になくなってしまうものですから、最初からプレミアムが落ちた物件を買った方が、支払う額に見合う資産を手に入れられると思います。

間違っても、「システムキッチンが気に入ったからこの家を買いたい」などと思わないでください。リフォームすれば間取りさえも変更できるのですから、キッチンの広さや機能は関係ありません。

変わらないのは、立地と日当たりと洪水浸水想定区域かどうかくらいで、それらが納得できるものかどうかの方が建物の新しさより重要なのです。

できれば建物の価値がほぼないくらいの古い物件を購入して、リフォームするのがオススメです。リフォーム代を含めても、新築より値段を抑えられる上に、住み心地のよい家になると思います。

ちなみに、私も家を中古で購入し、リフォームしました。住み始めて8年がたちます。

若い夫婦が中古マンションを購入するというのが珍しかったのかもしれません。当時は、「ずいぶん若い方が引っ越してきたんですね」とご近所に驚かれました。

高騰している都心の新築マンションよりも割安に手に入って、自分の好きなようにリフォームができたので、大満足です。

お金を効率よく使いたければ、何かを購入する際には、この対価に「新」プレミアムがどれだけあるかを考えてみてください。中古マーケットも存在して、「新」プレミアムの価値にさほどの妥当性を感じないのであれば、むしろ中古を検討するべきだと思います。

ルール:新品にはプレミアム価格が上乗せされて高くなっているので、 中古マーケットがあればぜひ検討すべき

垣屋 美智子

参考記事

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垣屋 美智子

日本生まれ香港育ち。香港で高校を卒業したのち、単身渡米、University of California, Berkeley卒業。
株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントでPSP、PS3のビジネスディベロップメントを担当。2006年から2016年まで外資系証券会社、外資系運用会社にて株式アナリストとして、テクノロジー企業の業界調査や業績分析に従事。
その後、株式会社HAMを創業、経営者や中小企業向けにアセットアドバイザリーを行う。現在はスタートアップ企業の財務・経営支援をする他、事業分析力と会計知識を生かし、「誰でも今すぐできる」をテーマにマネー、ライフ、キャリアについて執筆、講演活動も行なっている。
主な著書:『使えば増える! お金の法則 ―ワクワクしながら資産づくり』(時事通信社)
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