後場は高値圏でもみ合う時間が長くなりましたが、結局は寄り付き(始値)を抜けないまま反発で引けています。終わってみれば寄り天(寄り付き天井)でした。

なお、TOPIXも同じような値動きで年初来高値を更新、反発しています。

東証マザーズ株価指数は5日ぶり反発、売買代金は5日連続で1,000億円を上回る

東証マザーズの出来高は8,315万株、売買代金1,404億円となり、いずれも前日より増加しました。

先週から始まった年内のIPOラッシュを受け、個人投資家の資金移動が激しさを増したようです。売買代金は5日連続で1,000億円を上回り、久々の高水準となりました。

また、株価指数も5日ぶりの反発となりましたが、依然として弱含みの懸念が残ります。

アドバンテストが連日の年初来高値更新、業績下方修正の電通は▲6%超安の急落

個別銘柄では、ソフトバンクグループ(9984)が堅調に値を上げ、KDDI(9433)も上昇しました。

また、ハイテク株では、アドバンテスト(6857)が連日で年初来高値を更新した他、シャープ(6753)、リコー(7752)、HOYA(7741)なども年初来高値更新となっています。