1. 残業代の減少
定時帰りが増えると、残業代が減って生活が厳しくなる場合があります。会社員の中には、1カ月の手取り額が10万円以上減った人もいるようです。ローンの返済や教育費が負担となり、家計が火の車に追われた世帯も存在するのです。

生活水準を下げて乗り切る方法もありますが、一方で生活水準を下げられない人も…。なかには多額の借金を抱えて、生活が苦しくなった家庭も存在します。

2. 職場で仕事が終わらない
勤務時間が足らなくて、職場で仕事を終えられない人もいます。会社員の中には、パソコンを自宅に持ち帰って仕事をするため、自宅で残業をしている状況になる人もいるのです。しかし、会社の中にはセキュリティ上、パソコンを持ち帰れない場合があります。

その場合は、勤務時間内で仕事の効率を上げるしかありません。仕事を効率化できなかった人の中には「勤務時間内に業務を終えられない社員」と烙印を押されて、出世から遠ざかる人もいます。

一昔前は「残業をして業務をこなす人」を褒める文化がありましたが、現在は「残業をせずに業務をこなす人」が褒められる時代に変わりつつあるのです。

3. 家に早く帰るのが嫌
定時帰りで家に帰るのが嫌だと感じる会社員もいます。代表的な理由は、こちらです。

・夫婦仲が悪い
・家に帰ると孤独感を感じる
・家に帰っても、やることがない

これらの理由で、残業をしたい会社員もいます。帰宅後の楽しみがないことが、問題なのかもしれません。

定時帰りになったら、何をすれば良い?

しかし定時帰り日が増えれば、終業後の余暇時間が生まれるため、いろいろなことに挑戦できるチャンスが生まれます。とは言っても、何をすれば良いか分からない人もいるでしょう。最後に、事例を3つ見てみましょう。