高収入にこだわりすぎないで

2019年9月に国税庁が公表した「平成30年分民間給与実態統計調査」によれば、1年を通じて勤務した男性の給与所得者の平均給与は545万円という結果に。また、年収が高いほど平均年齢も高い傾向にあり、年収901万円以上1,000万円以下の男性の平均年齢は49.5歳、1,001万円以上1,500万円以下は51.2歳、1,501万円以上2,000万円以下は54.2歳となっています。

こう見ると、「若くて高収入の男性」がいかに限られた存在であるかが分かるのではないでしょうか。希望条件を見直せば、婚活の成功に繋がるかもしれません。

「『自分と同じ30代で、年収は800万円以上」という条件で婚活を始めました。ところが、デートやメッセージどころか条件に一致した人を見つけることさえ難しい状態に。年収の条件を400万円以上に変えたところ、自分の性格に合った男性と巡り合うことができました」

「『この人だ!』と思った30代前半の男性が年収400万円だと聞き、一瞬悩んでしまいました。とはいえ、年齢的に考えればそこまで低くはないはず。私も働けばいいと捉え、今は2人で結婚資金を貯めています」

まとめ

あまりに男性に対する理想が高すぎると、婚活が難航して時間とお金ばかりかかってしまいます。行き詰っていると感じたら、現状を振り返って問題点を探してみてはいかかでしょうか。

年収や学歴などにこだわっている方は、日本の平均年収を調べてみる、学歴をこだわる理由を深掘りしてみるといった方法もおすすめです。結婚相手の基準を決めるのも大切ですが、そのハードルが高すぎないかを確認しておきましょう。

【参考】
「平成30年分民間給与実態統計調査」国税庁

LIMO編集部