金銭感覚のズレから揉めてしまうきっかけになりやすいと言われているのが、「子どもの教育費に関する問題」です。
公立校に進学するのか、それとも学費が高くても私立校に通わせたいのか、習い事や塾には毎月どれくらいの費用をかけるのか…等々、子どもにまつわるお金の話題は成長とともに増えていきます。
また、普段の買い物の支払いが「現金派」か「クレジットカード派」か、という点でも2人の認識に大きな違いが生じる場合があります。
特に、自分が日頃から現金で支払うタイプの人が、クレジットカードを頻繁に利用してネット通販などで買い物をするパートナーに対して、多額の利用明細書や請求額のお知らせメールを見て怒り心頭!というパターンが多いようです。
クレジットカードは「お金を使っている」という意識が薄れがちなため、ついつい買い過ぎていつのまにか毎月の請求金額が膨らんでしまっている、ということがあります。アプリやカード会社のマイページでこまめに利用額を確認して、「いつ、何に、いくら使ったのか」というお金の流れをきちんと把握する、パートナーが現金派の人はなるべく自分も現金での支払いを心がけるなど、クレジットカードとの付き合い方を見直してみましょう。
「おこづかい」をめぐる夫と妻それぞれの言い分
夫の収入がメインで専業主婦やパートとして働く妻が家計を管理しているといった場合に、「毎月のおこづかいの額を増やしてほしい!」という夫と、『家計に余裕がないのにおこづかいを増やすなんて無理!』という妻で喧嘩になってしまう、というのもよくあるパターンです。