そんなある日、買い物に出かけたショッピングセンターで、Yさん自身が好きな真っ赤なカラーのマフラーをみつけました。ブランドもので生地もしっかりとしているし、まさにデザインもドンピシャでYさんの好み。「これしかない!」とYさんは勢い込んで購入し、クリスマスまでソワソワしっぱなしだったそうです。

ところが、クリスマス当日、弟の喜ぶ顔を想像してワクワクしながらマフラーを渡すと、「こんな真っ赤でダサいマフラーなんか、恥ずかしくて付けられるわけない!」と言われてしまいました。Yさんは相当落ち込んだといいますが、それ以降は、クリスマスまでに弟が欲しがるようなものをリサーチするようになったそうです。

そのため翌年からは、弟が飛び跳ねてベッドが壊れるほど喜んでもらえるようになり、「相手が欲しいものをプレゼントするのは大切なことだ」と気づいたそうです。

どんなに気持ちを込めても、たとえ高いものを買ったとしても、趣味の合わないプレゼントは喜ばれない可能性が高いばかりか、場合によっては相手に気を使わせたり雰囲気が悪くなったりするかもしれません。

中高生など、年齢が上がってくると、直接「何が欲しい?」と聞いてからプレゼントするという方法もアリのようです。

中高生に喜ばれるクリスマスプレゼントはやっぱり現金や金券類!?

中高生に関しては男女差や考え方の違いもあるようですが、話を聞いた女子の場合は、欲しいと思っているのは雑貨やアクセサリー類、好きなアイドルのライブチケットなど多岐にわたっていました。

男子はギターやベース、好きなアーティストのライブチケットなど趣味のものが多く、「もらえるなら何でもいい」という意見も少なくありません。