一方、先週木曜日に政府が発表した事業規模26兆円の経済対策を受けて、国土強靭化を中心とした建設関連銘柄への買戻しが続きました。

ゼネコン株では大林組(1802)が3日連続の年初来高値更新となり、清水建設(1803)もザラバで連日の高値更新となりましたが、その後は売りに押されて下落しました。さらに、トラックの日野自動車(7205)も連日で年初来高値を更新しています。

また、ハイテク株ではソニー(6758)が再び年初来高値を付け、富士通(6702)とNEC(6701)も大きく値を上げました。

その他では、任天堂(7974)が一時+4%超高の大幅上昇となり、2018年5月以来の47,000円を付けたのが注目を集めたようです。

新興市場(東証マザーズ)では、ジーエヌアイグループ(2160)は3日連続で年初来高値を更新し、手間いらず(2477)も堅調に推移しました。一方、メルカリ(4385)が大幅安となって3日続落で引けています。

葛西 裕一