これらはキャリアウーマンとして働くハルとはまた違う一面を見せていましたが、嘘のない必死さが周りを引き込み、仕事においても信頼を生むのだろうと思わされます。
年末もハルのような気持ちで乗り切りたい
実際の総合商社や会社勤務の現状を考えると、部署のメンバーみなが一丸となって案件に取り組んだり、同じ方向を向いて仕事をしたりすることは難しいのかもしれません。ドラマでも描かれたように、事なかれ主義や、コネ入社、上司と部下の関係、家庭との両立など様々な問題要素を抱えている人も多いでしょう。
とくに年末となると、忙しさは通常以上であることが多いはず。そんな中、トラブルが多発し、問題は深刻化することもあるかもしれません。
しかしハルを見ていると、自分自身が正しいと思うことを貫き、前向きに取り組んでいたら、誰かが協力してくれるかもしれないと希望を持つことができます。
ドラマは終わってしまいましたが、トラブルや問題があったときには、一度心のなかでハルのような取り組み方を考えて、仕事に向かいたいものですね。
藤枝 あおい