孫の帰省に関する祖父母の悩み

1.身体面での悩み

孫が成長するのと同時に、祖父母はだんだん衰えていくもの。元気に孫と遊んでいるように見えても、年々身体への負担は大きくなっているのかもしれません。

しかし、「久しぶりに孫に会えるのだから」と頑張ってしまい、孫と遊ぶことが負担だとは言いだせないでいる方も。親にとってはなんともないことでも、元気いっぱいな孫と遊ぶことは、歳を取った祖父母にとっては少々つらいものとなっていることも考えられます。

2.食事の悩み

年末年始に帰省すると、祖父母はおせちやお雑煮などを準備しているかもしれません。家族で食卓を囲むのはコミュニケーションの場となり楽しい時間をすごせそうですが、祖父母にとっては不安の種となっていることも。

「孫の好物は変わっていない?」「準備したごはんは食べられる?」など、いろいろな不安を抱えている場合もあります。また、おせちなどを準備する費用も祖父母にとっては負担となっているかもしれません。

3.お年玉の悩み

年末年始の帰省となると、GWや夏休みと違いお年玉を用意するのが一般的ですよね。しかし、どれくらい用意すればいいのかわからないと悩んでいる祖父母もいます。

インターネットで調べればだいたいのお年玉の相場はわかりますが、高齢の祖父母がインターネットを使って調べるのはなかなか難しいもの。また、お年玉のほかにも、孫がほしがるものを買ってあげたいという気持ちからお金を使ってしまうこともあり、資金面での負担も大きいようです。

4. 精神面での悩み

久しぶりに孫に会えると思うと嬉しい反面、「孫が風邪をひかないか?」「遊んでいる最中に、怪我をしてしまわないか?」など心配になることも。

孫のあれこれについて心配ばかりしていて、孫たちが帰ったあとにどっと疲れがでる場合があります。

5.準備での悩み

お年玉や食事の準備のほかにも、孫が触れては危ないものを片づけたり、壊れやすいものを手の届かないところに移動させたりと、おうちの中の準備をしなければいけません。

また、孫が気に入りそうなおもちゃを準備しなければいけないこともあります。帰省に向け、気合を入れて準備をしていると孫が来る前に疲れてしまうことも。