米国株が一時急落したことを受け、前場の序盤に一時▲335円安まで下落する場面がありましたが、その後は徐々に下げ幅を縮小しました。ただ、プラス圏へ浮上するには程遠く、▲1%超安の続落で引けています。
ちなみに、日経平均株価が前日比▲1%超安となるのは10月3日(▲2.0%安)以来、約2カ月ぶりのことです。
なお、TOPIXも同じような値動きで続落となりましたが、下落率は日経平均株価よりかなり小幅に止まりました。これは、日経平均株価を構成するような大型株に対する売りが圧倒的に優勢だったことを示唆しています。
東証マザーズ株価指数は反落、売買代金は81日連続で1,000億円割れ
東証マザーズの出来高は5,530万株、売買代金819億円となり、いずれも前日より微減となりました。売買代金は81日連続で1,000億円を割り込みましたが、800億円台を維持しています。
ただ、株価指数は小幅下落となる反落で引けました。依然として900ポイント台を維持していますが、今後は個人投資家の投資マインド次第と言えそうです。
ファーストリテイリングが▲5%超安の急落、富士通が逆行高で年初来高値を更新
個別銘柄では、11月の国内売上が大幅マイナスとなったファーストリテイリング(9983)が▲5%超安の急落で安値引けとなりました。日経平均株価に占める構成比が最大のファストリ株が急落したにもかかわらず、指数が▲1%超安に止まったのはやや意外感があります。