そのような中、日経平均株価は終日プラス圏で推移しましたが、非常に狭いレンジ内での値動きになりました。日中の高値は+134円高、安値は+45円高となり、値幅(高値と安値の差)は約89円という狭いレンジに止まりました。それでも、取引時間中には23,500円台を付け、終値は4日続伸で引けています。
なお、TOPIXも同じような値動きで4日続伸となり、終値で1,700ポイント台を維持しました。
東証マザーズ株価指数は4日続伸、売買代金は76日連続で1,000億円割れ
東証マザーズの出来高は5,588万株、売買代金919億円となりました。出来高は前日並みでしたが、売買代金は増加しています。依然として個人投資家の物色意欲が減退しており、売買代金は76日連続の1,000億円割れとなっています。ただ、売買代金は2カ月ぶりに900億円を上回るなど、徐々に回復の兆しが出ているようです。
また、株価指数も4日続伸で引けました。ここから900ポイントを定着させるかどうかに注目です。
ソニーとTDKが連日の年初来高値更新、吉野家HDも再び年初来高値を更新
個別銘柄では、引き続きハイテク株の一角に見直し買いが入り、HOYA(7741)が3日連続で年初来高値を更新し、ソニー(6758)とTDK(6762)が大幅続伸で連日の年初来高値更新となりました。さらに、先週に高値更新が続いた富士通(6702)も再び年初来高値を付けています。