・「家のことは女性がすべき、と考えている夫に不満を抱えていました。そこで、『2人の子どもは夫婦で育てるべき』『協力し合える家庭がいい』と夫婦で話し合うことに。最初は仕方なく協力している様子の夫でしたが、実際に動いている夫を見ているうちに不満が和らぎいでいきましたよ」
・「『あなたもちょっとは手伝ってよ』と投げかけても、夫は『時間があったらやるよ』と受け流してばかり。そこで、『朝のゴミ捨てと夜の食器洗い、週末のトイレ掃除をやってほしい』と具体的にお願いしました。自分の役割が明確になったせいか、しっかり取り組むようになりましたよ」
・「私たち夫婦が平等になれたきっかけは『時間』でした。というのも、子どもが成長するにつれて育児の負担が減っていき、私が仕事に集中できるようになったのです。どうしてもお互いが分かり合えない…という方は、私たちのように時間に身を任せるのもいいかもしれません」
まとめ
無償かつ休みのない家事や育児と、給料や休日がある仕事を同じように考えていると、片方が不公平だと感じてしまうのも無理はありません。それに加え、妊娠や出産、乳児期の育児においては「男女不平等」であるのが現実です。年収を基準にする、完璧な平等を目指すのではなく、「お互いの自主的な助け合い」を意識した夫婦関係を築いていきたいですね。
どうしても現状に納得できない場合は、夫婦で話し合う時間を設けてみましょう。自分の気持ちや夫にしてほしい家事などを明確に伝えれば、相手もスムーズに受け入れやすくなるはず。女性が仕事をする際のハードルを説明すれば、年収ばかりを比べる夫の考えも変化するはずですよ。
LIMO編集部