「転職」は「スキルアップ」「年収アップ」を目的にする方が良いでしょうが、なかには「ブラック企業から脱出したい」との考えから転職を選択する人もいます。

今回は、「逃げの転職」や「退職代行サービス利用の転職」エピソードと、令和の現役世代の「キャリア意識」について考えていきます。

転職で年収アップができる年代

今の給料に満足していない、より高い年収を目指したい…そう感じたら、転職をするのも1つの方法です。とくに30代は、転職による年収アップに期待できるタイミング。ここで、転職情報サイト「doda(デューダ)」の公表データを見てみましょう。

この調査結果(※1)によると、転職での報酬アップ率が最も高い年代は「20代後半~30代前半」となっており、専門商社や人材サービス、金融関連では平均15%も上昇しています。なお、ここでの「年収アップ成功者」は職前の年収が300万円以上かつ年収アップ額上位6,000人を指しています。業界ごとの平均年収や会社の業績をチェックしながら、年収アップを狙った転職も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

職場が辛い…そんなときにも「転職」という選択肢を