友人関係や防犯上の理由によりスマホを持たせる親がいる一方、子どもに適さないサイトへのアクセスや課金を不安視しているケースも多いようです。「うちの子は大丈夫」と油断していると、子どもが成人向けのサイトに足を踏み込んでしまう可能性もゼロではありません。

なかには、こっそりアダルトサイトを見ている中高生も存在しています。その事実を目の当たりにした方に、経緯や意見を聞いてみました。

・「塾で指導している生徒のなかに、アダルトサイトを見ている女の子がいます。驚くことに、隠す様子もなく堂々と公言していました。しかも、彼女はまだ中学生になったばかり。女の子だから大丈夫、という考えは危険なようです」

・「中学生の息子が、『こんな画面が出た』と慌ててスマホを持ってきました。画面を見ると、『登録料として8万円を振り込んでください』という文字が…。どうやら、成人向けのサイトを見ているうちに詐欺サイトへ辿り着いたようです。まさか自分の子がそんなサイトを見ていたなんて、思いもしませんでした」

・「教育業界で働いています。アダルトサイトや出会い系の話を頻繁にしている子は、親と子の関わりが少ない家庭が多いと感じますね。『そんなサイトは見ない方がいい』と言っても、『親が好きなだけネットを使わせてくれるから』と受け流されることもありますよ」

まとめ

子どもが中高生になると、帰宅時間や本人の意思が大きく変わることも珍しくありません。家族の過ごし方や生活スタイルにも、徐々に変化が表れてくるでしょう。

とはいえ、まだ子どもであることには変わりありません。スマホやネット環境を与える際は、親の管理がきちんと行き届いた状態で利用させるようにしたいですね。

LIMO編集部