いよいよ明日に迫った衆院選。まだ「どこに入れるか決めていない」という方も多いのではないでしょうか。
各党、さまざまな公約を掲げていますが、ここでは、特に生活に直結する「税金」と「社会保障」に関する公約だけをピックアップしました。
比較しやすいよう一覧表にまとめていますので確認していきましょう。
1. 【一覧表】各党の「税金」と「社会保障」に関する公約
2026年衆院選の投開票日は2月8日。税金と社会保障に関する各党の公約を確認しましょう。
税金と社会保障に関する公約(2026年衆院選)1/5
各種資料をもとにLIMO編集部作成
1.1 税金に関する公約
自民党
- 飲食料品の消費税を2年間「0%」に
- 成長投資(半導体・AI)への減税拡充
日本維新の会
- 自民と足並みを揃え食料品税率0%(2年間)
- 将来的な「負の所得税」導入
中道改革連合
- 食料品の消費税を「恒久的に0%」
- 超富裕層・巨大企業への課税強化
国民民主党
- 基礎控除等を103万円から178万円に引き上げ(手取り増)
- ガソリン税減税
日本共産党
- 消費税を一律5%へ即時減税(将来的な廃止)
- 大企業の内部留保への課税
れいわ新選組
- 消費税の完全廃止
- 季節ごとの「インフレ対策給付金」の支給
参政党
- 小規模事業者への減税
- 日本国籍者に限定した所得税減税の検討
日本保守党
- 「減税こそ最大の経済対策」
- 国民全体の負担率(租税・社会保険料)を抑制
社会民主党
- 消費税率ゼロ
- 防衛費削減と累進課税の強化を財源とする
チームみらい
- 「子育て減税」(子の数に応じて所得税率を軽減)
- 消費税より社会保険料減を優先
1.2 社会保障に関する公約
自由民主党
- 医療費の効率化で現役世代の保険料を年6万円負担軽減
- プッシュ型支援の拡充
日本維新の会
- 「給付付き税額控除」による最低生活保障
- ライドシェア全面解禁による移動支援
中道改革連合
- 出産費用の完全無償化
- 社会保険料の引き下げと介護報酬の大幅アップ
国民民主党
- 「教育国債」による教育・人づくりへの徹底投資
- 年金プラス「現役世代減税」
日本共産党
- 最低賃金1500円の早期実現(1700円を目指す)
- 軍事費を削り、医療・介護・教育の負担をゼロへ
れいわ新選組
- 社会保険料の引き下げ(国庫負担増)
- 全国民に10万円の現金給付
参政党
- 子ども1人につき月10万円の児童手当
- オーガニック給食による健康増進
日本保守党
- 日本の伝統的家族観を重視
- 外国への支援や外国人生活保護の見直し
社会民主党
- 社会保険料の本人負担を「半分」に(労使比率を1:3へ)
- 最低賃金1500円
チームみらい
- 「プッシュ型行政」で申請不要の現金給付
- AI活用による窓口ゼロの社会保障
2. 「消費税・手取りを増やす・給付金」どこの党が公約に掲げている?
前述の公約を注目度の高い「消費税」「手取りを増やす」「給付金」の公約にわけて見ていきます。
2.1 消費税の「減税・廃止」を公約に掲げている党は?
物価高対策として、多くの党が消費税に切り込んでいます。
2/5
各種資料をもとにLIMO編集部作成
- 完全廃止:れいわ新選組
- 一律ゼロ(0%):社会民主党
- 一律5%に減税:日本共産党
- 食料品を恒久的に0%:中道改革連合
- 食料品を2年間0%:自由民主党、日本維新の会
- 小規模事業者への減税:参政党
2.2 手取りを増やす(所得税・保険料減)を公約に掲げている党は?
消費税だけでなく、給与天引きされる所得税や社会保険料を減らすことで、「自由に使えるお金」を増やします。
3/5
各種資料をもとにLIMO編集部作成
- 年収の壁突破(控除引き上げ):国民民主党(103万→178万円へ)
- 現役世代の保険料を軽減:自由民主党(年6万円減)、中道改革連合、れいわ新選組、チームみらい
- 子どもの数に応じた所得税減税:チームみらい(子育て減税)
- ガソリン税の減税:国民民主党
- 負の所得税(低所得者への還付):日本維新の会
- 所得税減税(日本国籍者限定):参政党
- 国民負担率の抑制:日本保守党
2.3 給付金(現金支給・手当)を公約に掲げている党は?
税金を下げるのではなく、「直接現金を配る」ことで生活を支える公約です。
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各種資料をもとにLIMO編集部作成
- 全国民への現金給付:れいわ新選組(10万円)
- インフレ対策給付金:れいわ新選組(季節ごと)
- 児童手当の大幅拡充:参政党(子ども1人につき月10万円)
- 申請不要の現金給付:チームみらい(プッシュ型行政)
- 給付付き税額控除:日本維新の会
- 出産費用の完全無償化:中道改革連合
3. 投票方法は?《投票日当日》
2026年衆議院選挙の投票日時は原則2月8日7時〜20時です。
※地域により変更できるため、郵送されてきた「入場券(ハガキ)」で正確な時間をご確認ください。
3.1 投票までのフロー
- 投票日に投票所に行く(投票所の場所はご自宅に届く投票所入場券でご確認ください)
- 名簿対照係に投票所入場券を提出し、選挙人名簿に載っている本人かどうかの確認を受ける。
- 投票用紙交付係で小選挙区選挙の投票用紙を受け取る
- 投票記載台で投票用紙に「候補者の氏名」を書いて投票箱に入れる
- 投票用紙交付係で比例代表選挙の投票用紙と最高裁判所裁判官国民審査の投票用紙を受け取る
- 投票記載台で比例代表選挙の投票用紙に「政党名」を書く
- 国民審査の投票用紙には、やめさせた方がよいと思う裁判官の氏名欄に「×」を記載。いなければ何も記載せずに投票箱に入れる
以上で投票は完了です。
4. まとめ
2026年衆院選における各党の公約を、「税金」と「社会保障」に絞ってご紹介しました。
これ以外にも外交や安全保障など、さまざまな公約があり、どれも日本の将来を考える上で大切なものです。
もし「どこに入れたらいいかわからない」と迷っているなら、まずは「日々の暮らしにダイレクトに影響するお金のこと」から整理すると、各党のカラーが見えやすくなるでしょう。
参考資料
- 自由民主党「政権公約2026」
- 日本維新の会「第51回衆議院議員選挙」
- 中道改革連合「2026衆院選主要政策」
- 国民民主党「第51回 衆議院議員総選挙 特設サイト」
- 日本共産党「2026総選挙政策アピール 重点政策」
- れいわ新選組「れいわ新選組 衆院選2026 #比例はれいわ」
- 参政党「参政党の政策2026」
- 日本保守党「衆院選2026 #比例は保守党」
- 社会民主党「第51回 衆議院議員総選挙 2026」
- チームみらい「政策マニフェスト2026」
- 総務省「投票の手順について」
和田 直子