さて、恋愛だけでなく、友情も小学生なりに悩んでいることがあるようです。

ある小学生は、休み時間に友達に誘われ毎日ドッジボールをしているそうです。しかし、本当は読書をして過ごしたいらしく、ドッジボールをすることが憂鬱なのだそう。大人からすれば、「断って自分の好きなことをすればいいじゃないか」と思うかもしれません。しかし、そんな簡単な問題ではないようで、その子はストレスを抱えているといいます。

友達だからイヤなことでも無理して遊びたい、でも自分の好きなこともしたい。そんな複雑な思いを抱えて過ごしている小学生は、案外少なくないのかもしれません。

親の考えを押し付けずに少しだけ手助けを

「イヤなことは断ればいい」というのは大人の考え方で、子どもにとっては難しい行動です。特に女の子はグループで過ごすことも多く、相手の気持ちに合わせていくことで上手に関係を築いているところもあるでしょう。

ですから、お子さんにアドバイスする時はまず気持ちに寄り添ってあげるようにしましょう。そして、大人の考えを押し付けるのではなく「こういう方法もあるよ」「こうしてみてもいいんだよ」と提案してあげてください。

「断るのは勇気がいるよね。でも、本当にイヤな時は自分のしたいことを伝えてもいいと思うよ」「一人で好きなことをやるのは悪いことじゃないよ」そんな風に声をかけてあげて、お子さんがどうしていくか考えるきっかけを与えてあげると良いでしょう。

まとめ

大人と同じ服を着て、大人のような振る舞いをしていても、心はまだ小学生です。トラブルや事件を回避するには、大人のサポートも必要になってきます。子どもたちを取り巻く環境を理解して、踏み込み過ぎず、上手な距離感で見守ってあげてください。

恋愛も友情も大事な経験。いろんな経験をしながら、大人への階段を上っていってほしいですね。

LIMO編集部