自分の子供がマウンティングされたらと心配になるかもしれません。でも、友達とのいざこざは人生を生き抜くために必要なスキルを身に着けるためのプロセスかもしれません。どんな集団に行っても、大体その手の人はいるので、避けては通れない道でもあります。苦しいタイミングもあると思いますが、ウチで愚痴を吐き出せるような環境があれば何とか乗り切れると思っています。

筆者宅でそのような話を三女がすると、高2・中3のお姉ちゃんたちが「いたいた、そういうヤツ」とむしろネタとして盛り上がっています(笑)。内に秘めると悲劇、外に出すと悲劇という言葉もあります。自分の中でふつふつと恨みを煮詰めないで、表に出して笑い話にできると人生楽しくなります。

馬の合わない子に無理に合わせなくていいんだよ、と人生の先輩としてアドバイスできると子供もラクになるかもしれません。

堀田 馨