ネットフリマの場合には、出品から購入まで時間がかかることもあります。また、出品や発送など手間だと感じる人も少なくありません。その場合にはリサイクルショップなど「買取」を利用するのがおすすめです。
店舗に持ち込む「店舗買取」、不用品を段ボールに詰めて宅急便で着払いで送る「宅配買取」、家まで来てもらう「出張買取」などサービスも充実しています。ただし、ネットフリマよりも価格が下がる傾向がありますし、買い取り不可の品物もあるので事前確認は必要です。
ただで「あげる」サービスを利用する
フリマでもリサイクルショップでも売れない場合には、「ただであげる」ことも考えてみましょう。例えば家電の場合には、売れなくて処分をするとなるとリサイクル料が数千円かかることもあります。また家具なども粗大ゴミになってお金をかけて処分することになるのです。でも、ただでもいいから誰かにあげることができれば、少なくともマイナスにはなりませんよね。欲しい人を探す場合には、ジモティーやAgeruというアプリが利用できます。ジモティーは地元密着型なので直接会って取引をしますが、Ageruは全国規模なので着払いで送ることになります。(近くに住んでいれば、直接渡すことも可能)そのため、もらう側は送料分のコストはかかるので、この点は注意が必要です。
家1軒を片付けるのに100万円かかる!?
筆者が処分を依頼した業者さんの話では、家1軒を片付けるのに最低でも30万円、場合によっては100万円もかかってしまうそうです。処分費だけでも相当な額になりますし、片付ける人の人件費もかかります。また1日で終わらないケースもあるので、そうなると費用は膨らむばかり。それを聞いて、できるだけ物を少なくしておかないと、「片付け貧乏」になってしまうと思いました。
まとめにかえて
「片付け貧乏」を防ぐには、日常的に不用品を手放していく習慣を身につけるのが一番の方法だと筆者は考えています。一気にやろうとするから「大変だ」と思ってしまうのだから、「今日は本棚の一番上。来週は2段目」というように少しずつやればいいのです。幸い、どのサービスも使いやすくなっているので、難しい作業はありません。まずは今、目についたその不用品!それから出品をしてみてはいかがでしょう。
川崎 さちえ