登録済み未使用車でない限り、中古車は個体によって状態が異なるのが常識ですが、車を選ぶ際にどういった点に気を付ければいいのでしょうか。

中古とはいえ、比較的新しい個体であれば数十万円から数百万円と高額な買い物になりますから失敗したくない、と考えるのが人間の性ですよね。

でも素人的な考えだと、「どういったところを見ればいいのかわからない」といった方もいるかと思います。

今回は、中古車選びをするにあたり失敗しないためのポイントを解説していきたいと思います。

整備記録がしっかり残っているか

まず最初に気にしたいのが、車全体のコンディション。

エンジンをかけたときにエンジンやトランスミッションから変な音がすれば「明らかにおかしい」と感じることはできますが、そもそもそんな車は中古車販売店に並ぶことはまずありません。(個人売買であれば、あり得る要素ではありますが…)

車のコンディションを確認するにあたり確認しておきたいのが「記録簿」(整備記録)があるかどうか、ということです。

中古車販売サイトなどを見ていると「点検整備記録簿あり」といった項目があるかと思いますが、これがあれば必要最低限の整備の記録がわかります。定期的に整備入庫しているのであれば対象整備の欄に「点検入庫日と走行距離」の記載がされていますので、参考になります。逆に記載がない場合は点検整備されていない車ということがわかりますので、こういった車は選ばない方がいいでしょう。

めぼしい車があった際には、販売店のスタッフさんに記録簿を見せてもらうようにしましょう。

重大なフレーム修復がないか