普段、週に何回スーパーへ買い物に行きますか?引き出したお金を使う際にもメリハリをつけることが大切です。
「お金をこまめに使う人は、お金が貯まらない人の典型的な行動パターン」だと言われます。その日の夕飯の材料を買うために1日に1度はスーパーへ買い物に行くという人は、その度に毎日「資産流出」のリスクにさらされているのです。
スーパーに限らず買い物に出かける回数が多いほど、行った先で余計なものまで買ってしまう可能性が大きくなります。
今日の夕飯と明日の朝食の材料を買いに行ったはずなのに、特売の品やセール品、目につく新商品など、あれもこれもと手に取るうちに予定外の出費がかさんでいってしまうのです。
もしも買い物に行けない状況であれば、冷蔵庫の中身でなんとか間に合わせようとレシピを考えるはずです。スマートフォンやパソコンで「材料 レシピ」と調べれば、簡単に見つけることができて、結果として材料費をおさえた節約レシピの夕飯が出来上がります。
毎日なんとなく買い物に出かけてしまっているという人は、週に1回のまとめ買いをするようにしましょう。大きくて沢山中身が入る冷蔵庫なら、1週間分の食材を保管しておくことは難しくありません。
1週間分のまとめ買いをする際にはあらかじめ7日分のレシピを考えておくので、毎日キッチンで「今日は何を作ろう…」と頭を悩ませる必要もありません。前もってメニューが決まっているので、明日やその先の分の下ごしらえをやってしまって、あとあとの調理時間を短縮することもできます。
1週間分の食材をまとめ買いすることで、余計な出費を防いでお金が節約できるのはもちろん、毎日メニューを考える負担や調理時間まで削減できるというわけです。ぜひ実践してみてくださいね!
「ムダづかい」もメリハリをつければ上手な気分転換に
最後に、節約のためには我慢しなければならないもの、いわゆる「ムダづかい」に含まれるようなお菓子や娯楽品の購入、外食やイベントなどへのお出かけも、メリハリさえつければ節約生活の良い気分転換になります。
「週末に1度だけ」「月に2回まで」といったようにルールを決めて、その範囲でちょっとした贅沢をすることは、節約へのモチベーションを維持するためにも大切なことです。
節約を頑張るあまり不満やストレスを溜め込み過ぎないように、ただしここでもお金の出入りのメリハリを意識して、上手に日々の節約生活を楽しんでいきましょう。
まとめ
今回ご紹介したのは、「お金を引き出す」「買い物に行く」という、誰でも当たり前にやっていることのタイミングを見直すだけの、すぐに実践できる節約テクです。「なんとなく」使ってしまっていたお金の流れを意識的にコントロールすることで、自然に無駄遣いや衝動買いを減らすことができます。日々「メリハリ」を大切にして、節約上手を目指しましょう!
LIMO編集部