社会人として働いていると、「もしかしてこの人、仕事できない…?」と思う瞬間ってありますよね。そういう人でも上手に活用して適所適材で仕事を回していくのがいい組織というものなのでしょうが、現場で一緒に働く身になってみると結構疲弊するものです。そこで今回は、働くアラサー4人に「仕事ができない」と思う人について聞いてみました。

そもそもパソコンが使えない人

IT企業で働くAさんは、第2新卒採用で入社してきた新人に衝撃を受けたと言います。「うちは、ガッツリITで皆がコーディングできるという会社ではないけれど、一応IT企業。営業であっても商談にPCを使うし、PCが使えないと話にならないのに、その新人は本当にPCスキルが低すぎて衝撃だった」と話します。

Aさん曰く、ほとんどの会社で利用されているマイクロソフトオフィス系のソフトがほとんど使えず、GoogleやYahoo!での検索がやっと。キーボードを打つ手も遅く、ブラインドタッチなんてもってのほか。

「PCが苦手だと言っていたけど、ここまでとは。まさにイマドキの子で、スマホは当たり前のように使いこなしているけれど、PCは苦手らしい。Excelの関数が読めなくてすぐに人に聞いてくる。正直ググれと思う」と愚痴をこぼします。

確かに最近の若者はスマホ世代で、PCに触れる経験がほとんどないケースがあるとも言われています。大学の授業でやったくらい、という人も少なくなく、アラサー世代からしたらPCスキルの低さに衝撃を受けるのも無理ありません。

「PCスキルがないから、仕事が当たり前にこなせない。仕事の能力以前の問題だから、まず『Excel入門』みたいな本を読んで勉強してほしいレベル」だと頭を抱えていました。

話を何も聞いていない人

金融機関で働くBさんも、困った新人に悩む一人でした。

「転職で新しくうちの部署に配属された年上の新人。経験はそこそこあって、知識もその分あるはずなのに、人の話を全く聞かない。ウンウンって相槌打っているのに、『で、これってどうなってるの?』とすでに説明したことを聞いてくるから、どこの説明がわからなかったのかがこちらもわからない」と嘆きます。確かに、こういう人いますよね。

「せっかく知識があっても、会社が違えばお作法は違う。金融機関として守るべき法令や規則は知識としてあっても、それをどう履行していくかは金融機関によるところもあるので、せめてそういう部分に関しては話を聞いてほしい」とのこと。確かに、話を聞かないことで新たなリスクが生まれかねません。

「こちらが説明しても話を遮ってくることもあるし、もういい加減に黙って聞いててくださいってキレてしまったこともある」とBさんは言います。話を遮られてしまっては説明のしようがありません。これでは仕事がデキない人認定されてしまいますね。

ちゃんと確認せずにミスが多すぎる人