それでは、そんな困ったアドバイスを防ぐ方法はあるのでしょうか。
いい嫁を辞めてみる
義両親に好かれたい、よく思われたいというのは自然の感情です。しかし、自分の気持ちにそぐわないことに頷かなければならないからこそストレスが溜まります。また、時代錯誤な意見に気が付いていない場合などは、子供にとって不利益なこともあるかもしれません。そんなときは思い切って「気持ちはありがたいが私はやらない・できそうにない」ということを伝えてみてはどうでしょうか。
いい嫁ではないからといって、いきなり悪い嫁になるわけではありません。環境が違うこと、生活スタイルが違うこと、能力や得意なことが違うこと。相手はそんなことには気づかず思ったことを口にします。ただイエスマンになって相手の言いなりになる「都合のいい嫁」は辞めて、夫婦で考えがあることを伝えてみてはどうでしょうか。
距離がある人は聞き流し、暖簾に腕押し感をだす
口出しは何も会ったときだけに限ったものではありません。電話をかけてきて言いたい事だけいって切る、という姑も多いそうです。そんな傍若無人な態度にイライラもしますが、なかなか会うことのできない距離に住んでいるのであれば、こまめにチェックされることもないので適度な相槌で流してしまいましょう。
また、真面目に毎回電話にでる必要もないので、着信に気が付いたら相手が気が付かない時間帯を狙い「子供のことで忙しくて気が付かなかった」アピールのメールを打って直接話さず完結させるのもおすすめです。あまり参考にしていないことがわかれば、自然と頻度も下がってくる場合もあります。
近くにいる人は、夫を盾にするなどして会う頻度を減らす
「孫を見たがるので会いに行く」「向こうからかなりの頻度で遊びに来る」といった人は、直接触れる機会が多いためストレスも増します。よく会うからこそ、向こうも無遠慮になり、いいたいことが増えている可能性もあるので、一度物理的に距離をとってみましょう。
義両親は夫の親です。孫に会いたのであれば息子が孝行すればよいのです。もし、夫がいない間にやってきて文句を言うようであれば「自分はやろうとしているのだけど、夫の意向が得られない」などの理由に使ってもよいでしょう。
まとめ
祖父母たちにとり、孫はどうしてもかわいい存在です。しかも、自分がすべての面倒を見るわけでもないので好き放題理想の子育て像を膨らませてしまいます。それが嫁であるママたちを追い込んでいるなど、想像していません。ママたちは「この人たちも子供のために言ってくれているのだ」と思うと、ついつい真面目に聞いてしまい、かえってそれが疲れやイライラの原因になってしまいます。
長い付き合いをしていかなければならない義両親という存在。少しだけ本音を出し、自分たちの考えを通していくことで、自然と静かに見守る立場になってもらえることを願ってやみません。
LIMO編集部
執筆者
LIMOニュース編集部は、国内のみならずグローバルの視点から、金融や経済、投資、資産運用に関する内容をはじめ、トレンドとして注目しておくべき環境問題やSDGsからSNSで話題となっているトピックも含め、「くらしとお金」にかかわる情報について幅広く取り扱い、ニュースが話題となっている背景を各領域の専門家がわかりやすく解説します。
LIMOニュース編集部のメンバーは、国内外大手金融機関で機関投資家としてファンドマネージャーや証券アナリスト経験者、国内大手証券会社やメガバンク、信託銀行で富裕層・準富裕層への資産運用アドバイス経験者、国内大手調査会社のアナリスト経験者、大手ファッション誌や雑誌の編集長経験者、地方自治体の年金業務担当経験者、ネットメディア編集経験者などで構成されています。またコンテンツ管理においては、メディア編集部・管理企画室として書籍編集や校閲経験者などが携わり、品質管理を行っています。
LIMOニュース編集部で特徴的な点として挙げられるのが金融プロフェッショナル経験者が多いことです。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ30年、正確には367か月となります(2022年3月1日現在)。編集者には日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、AFPなどの資格保有者が複数在籍しており、生保関連業務経験者としては過去に保険募集人資格を保有していたメンバーもいます。日本株式、米国株式、投資信託、生命保険、つみたてNISA、iDeCo、国民年金、厚生年金、住宅ローンなどといったテーマに関しては踏み込んだ分析や考察をすることができます。
LIMOの沿革としましては、2015年にLIMOの前身である「投信1(トウシンワン)」として産声を上げました。そして2018年には、より多くの読者の方にお金に関する情報を発信したいという考えから、メディア名をLIFE&MONEYの造語として「LIMO(リーモ)」と変更しました。現在では月間ユニークユーザー数が1100万人を超えるまでになりました(2023年1月31日現在)。今後もより多くの方に読んでいただけるニュースを発信していきたいと考えています。
「投信1」では、個人投資家向け金融経済メディアであった「Longine(ロンジン)」の執筆者であった証券アナリストやファンドマネージャー、ベンチャーキャピタリストとして長年の調査や運用経験を持つメンバーが中心に参画しました。Longineは、グループ内で新サービスを展開することとなり、多くの読者の声に惜しまれながらサービスは2020年3月に終了しました。Longine編集部メンバーの一部は引き続きLIMOニュース編集部のメンバーとして在籍し、お金のプロとしてコンテンツ編集や情報を発信しています。
LIMOは株式会社ナビゲータープラットフォームが運営しています。ナビゲータープラットフォームの沿革は、2013年3月に設立。立ち上げメンバーは、原田慎司(ナビゲータープラットフォーム取締役)、泉田良輔(ナビゲータープラットフォーム代表取締役)、吉積礼敏(現在はクラウドエース株式会社取締役会長)、徳久悟(現在は九州大学共創学部准教授)の4名。メディア運営とそれに関するサービスを中心とする事業を展開しています。2013年6月に「Longine(ロンジン)」のサービスを開始。2015年4月に「株1(カブワン)」のサービスを開始。2015年10月に「投信1(トウシンワン)」(のちのLIMO)をサービス開始。2016年2月に「FINOLAB(フィノラボ)」へ参画。2018年7月に「投信1」を「LIMO」へリブランディング。2020年3月に「Longine」のサービスを終了。2022年10月に「MeChoice(ミーチョイス)」のベータ版運用開始し、2023年3月にサービスを本格的に開始。
ナビゲータープラットフォームは創業以来「識者を集めて、知恵を届ける」をミッションとし、コンテンツ内容にそった専門家を集めるだけではなく、コンテンツ編集者としても何らかの専門性を求め、メディア運営を行っています。運営会社についての詳細はこちらをご覧ください。