3. 2027年に始まる「こどもNISA」とは

今回のキャンペーンでは、2027年1月4日からこどもNISAも対象になります。金融庁の「令和8(2026)年度税制改正について」では、つみたて投資枠の年齢要件を撤廃し、0~17歳の間の年間投資枠と非課税保有限度額を設けることが示されています。

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こどもNISAと18歳以上のNISAはどう違う?

出所:金融庁「令和8(2026)年度税制改正について」をもとにLIMO編集部作成

3.1 0~17歳が対象、年間60万円・総額600万円まで

金融庁の資料によると、0~17歳のつみたて投資枠は次のとおりです(令和9年~)。

  • 対象年齢:0~17歳
  • 年間投資枠:60万円
  • 非課税保有限度額:600万円
  • 投資対象商品:長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託

18歳になると、18歳以上のNISA(つみたて投資枠・成長投資枠)に自動的に移行します。

3.2 払出しは12歳以降、子の同意が必要

0~17歳のつみたて投資枠では、12歳以降において、子の同意を得た場合にのみ、親権者等による払出しが可能とされています。金融庁の資料では、資金の使途が子のためのものであり、子が払出しに同意したことを示す書面とともに、親権者等(口座管理者)が申出書を金融機関に提出するという要件が示されています。

大学進学など、子どもが成人してからのライフイベントに備えることを目的とした仕組みです。必要なときにすぐ引き出せるお金ではない点は押さえておきましょう。

4. 申し込む前に確認しておきたいこと

4.1 申し込みは窓口のみ

キャンペーンは、全国の郵便局(簡易郵便局を除く)とゆうちょ銀行の窓口での申し込みが対象です。

4.2 NISA口座は1人1口座

NISA口座は1人1口座しか開設できません。すでにほかの金融機関でNISA口座を持っている場合は、金融機関の変更の手続きが必要です。変更の時期や手続きの流れは、今の金融機関とゆうちょ銀行の両方で確認しておきましょう。

4.3 預け入れの上限や名義は事前に確認を

ゆうちょ銀行の発表では、キャンペーンで預け入れられる額の上限や、こどもNISAの場合に定期貯金をどなたの名義で預けるかについては示されていません。申し込む前に、窓口やコールセンターで確認しておくと安心です。

5. まとめ:金利優遇は3か月だけ。NISAで何を積み立てるかもあわせて考えよう

ゆうちょ銀行の「ゆうちょでNISA&こどもNISAキャンペーン」では、NISA口座の開設と同時に3か月定期貯金を申し込むと、金利が店頭表示金利に年2.5%上乗せされます。2026年11月2日現在の金利なら年3.0%で、100万円を預けると3か月の利息は税引前で7500円です。

ただし、特別金利は最初の3か月だけで、1年間で見ると利回りは年1.125%にとどまります。こどもNISAは0~17歳が対象で、年間60万円・総額600万円まで、払出しは12歳以降に子の同意が必要です。

定期貯金の金利だけでなく、NISA口座でこれから何を、毎月いくら積み立てていくかもあわせて、家族で話し合ってみてはいかがでしょうか。

参考資料

和田 直子