4. きっぷは、窓口で手帳を見せて買う

割引のきっぷは、手帳を見せて買います。購入の方法は、次のとおりです。

4.1 駅窓口では手帳を提示し、乗るときも手帳を持っておく

JR西日本の案内によると、駅の窓口や、オペレーター対応のみどりの券売機で買うときは、手帳の提示が必要です。手帳のコピーは使えないと書かれています。

手帳は、買うときだけでなく、列車に乗っているときにも持っている必要があります。係員から求められたときは、見せなければなりません。

4.2 ICカードは、会社ごとに取扱いが異なる

ICカードで乗る場合の取扱いは、JR各社で異なります。横浜市のページ(JR東日本の取扱い)には、次のように書かれています。

  • 割引の条件を満たしていれば、1円単位のIC運賃が適用される
  • 入場したあと、出場する駅の改札窓口で、手帳を見せる
  • 出場のときに自動改札機を使うと、割引にならない
  • 本人と介護者は、それぞれのICカードを使う

JR東日本には、障がい者用のSuicaもあります。ICカードを使う場合は、利用する会社の案内を確認してください。

5. 割引が使えるかの判定チャート

ここまでの条件を、チャートにまとめました。自分や家族が使えるかの目安にしてください。

【判定チャート】障害者手帳のJR割引が使えるか2/2

図表

出所:JR西日本「割引制度のご案内」をもとにLIMO編集部作成

  • 手帳に、第1種または第2種の記載・顔写真・有効期限内であることが、割引のスタート地点
  • 第1種で介護者と同じ行程なら、距離に関係なく、本人と介護者とも5割引(きっぷの種類に注意)
  • 単独なら、片道100km超の普通乗車券が、第1種・第2種とも5割引
  • どれにもあてはまらない場合や、特急券・グリーン券は、割引がない

6. 割引を使う前に、確認しておきたいこと

  • この記事は、JR西日本の案内と、自治体のページをもとにしています。割引の条件は、JR各社や、時期によって変わる可能性があります
  • 手帳に、旅客運賃減額の記載(第1種・第2種)があるかを、まず確認してください。記載がない場合は、手帳を交付した自治体の窓口に相談してみてください
  • 12歳未満の人や、定期券、ICカードの取扱いなど、細かい点は、乗る前にJRの駅窓口で確認すると安心です
  • 私鉄・バス・航空会社などの割引は、会社ごとに別の制度です。JRの割引とは条件が異なります

7. まとめ

JR西日本の案内によると、障害者手帳をもつ人のJR運賃は、基本的に5割引です。1人で乗る場合は片道100km超の普通乗車券が、第1種の人が介護者と乗る場合は距離に関係なく、本人と介護者の普通乗車券などが対象です。特急券とグリーン券は、割引がありません。

精神障害者保健福祉手帳も、令和7年4月1日から対象になったと、自治体のページに書かれています。

まずは、手帳の旅客運賃減額の欄を見て、第1種か第2種かを確認してみましょう。そのうえで、乗る予定の区間や、きっぷの種類が割引の対象かどうかは、JRの駅窓口で確認してみてください。

参考資料

和田 直子