3. 80歳で入れる「かんたん告知終身保険90」も、保険金額1000万円の一時払保険料が男性で49万8400円下がる
住友生命の「スミセイのかんたん告知終身保険90」も、予定利率が2.25%に上がりました。同社が示した契約年齢80歳の例を確認します。
3.1 保険料は男性5.6%、女性6.4%下がる
契約年齢80歳・保険金額1000万円の場合、男性の保険料は890万3900円から840万5500円へ5.6%下がります。女性は858万400円から803万5200円へ6.4%下がりました。差額は、男性が49万8400円、女性が54万5200円です。
3.2 保険料1000万円なら保険金額は男性で66万6000円増える
契約年齢80歳で保険料を1000万円払う場合、男性の保険金額は1123万1000円から1189万7000円へ5.9%増えます。女性は1165万4000円から1244万5000円へ6.8%増えました。60歳の「終身保険(一時払い)」の例と比べると、変わる割合は小さくなっています。
3.3 保険金額の増え方は「改定後−改定前」で計算
保険料1000万円で増える保険金額を、LIMO編集部で計算しました。
- 80歳男性:1189万7000円−1123万1000円=66万6000円
- 80歳女性:1244万5000円−1165万4000円=79万1000円
- 60歳男性(終身保険(一時払い)):1507万9000円−1367万4000円=140万5000円
- 60歳女性(終身保険(一時払い)):1652万5000円−1467万1000円=185万4000円
4. 第一生命は、保険金などを預けておく「すえ置金」の利率を2026年10月1日から年0.3%から年0.85%に
利率の引き上げは、これから入る保険だけではありません。保険金などを受け取るときに使える「すえ置」の利率も上がっています。
4.1 すえ置は、受け取るお金を利息をつけて預けておく仕組み
第一生命の説明によると、すえ置とは、保険金や給付金などの受取金の全額または一部を、利息をつけてすえ置く取り扱いです。すえ置金は、いつでも引き出すことができます。
4.2 約1年半ぶりの改定で、契約者配当金の積立利率も同じ年0.85%
第一生命は、2026年8月3日に、個人保険などのすえ置金の利率を2026年10月1日から改定すると発表しました。理由は、現在の運用環境、市中金利動向等の状況を踏まえたものです。改定は約1年半ぶりで、すえ置金の利率と契約者配当金の積立利率などを、いずれも年0.3%から年0.85%に引き上げました。
約款上、最低利率を保証している契約は、この限りではないとしています。