来月、12月15日は今年最後の年金支給日。厚生年金と国民年金「月額20万円以上受給している人」は何%?次の2月15日の振込までにしたいこと3つ 2026.11.05 10:19 公開 執筆者長井 祐人 この記事のポイント 会社員などが受け取る年金(国民年金の分も含めた金額)で、ひと月20万円以上を受け取る人の割合は18.8% ひと月20万円以上の人を金額の区切りごとに見ると、人数が最も多いのはいちばん下の区切り。夫婦の年金は2人分を合わせて考えたい 12月の15日には、10月・11月の2カ月分の年金がまとめて入る。次の2月の振込までの出費を書き出しておきたい 記事の続きを読む 関連記事 厚生年金で「月20万円」以上なのは約19%だけ。届く給与と加入年数を逆算、今年の賃上げで年金はどれだけ増えるか 厚生年金を月20万円以上受け取る人は、受給権者の18.8%にとどまります。厚生労働省の資料から公的年金のしくみと平均月額、受給額の分布を確かめたうえで、月20万円に届くのに必要な給与と加入年数を報酬比例部分の式から逆算しました。2026年10月21日公表の賃上げ調査で示された月1万3926円の賃上げが、将来の厚生年金をどれだけ増やすのかもあわせて試算します。 【厚生年金】2029年10月以降に開業する飲食店などの個人事業所も常時5人以上なら適用に。短時間労働者の企業規模要件は2027年10月から「36人以上」 パートやアルバイトなど短時間労働者の厚生年金・健康保険の賃金要件(月額8.8万円以上)は、2026年10月に撤廃されました。残る企業規模要件は2027年10月に36人以上、2029年10月に21人以上、2032年10月に11人以上と広がり、2035年10月に撤廃されます。常時5人以上の個人事業所も2029年10月から業種を問わず適用対象になります。加入者数も月報で確認します。 厚生年金の平均は月15万円、30万円以上はわずか0.12%。男女差の背景には「働き方の変化」 月額30万円以上の厚生年金を受け取っているのは、わずか0.12%。平均は月額15万289円で、男性と女性には大きな開きがあります。差を考えるカギになるのが、出産・育児と働き方の関係です。第3号被保険者が641万人に減ったことや、男性の育休取得率が初めて5割を超えたことなど、最新の公表データをもとに、年金の男女差が生まれる理由を読み解きます。 男性の厚生年金、来月の支給日を前に受給額の分布を確認。約7割が「月15万円以上」、高齢者世帯の生活意識は半数超が「苦しい」 厚生年金、来年度の年金額改定は「物価と賃金」で決まる。今年度の増額は物価に届かず、月15万円以上の受給は約半数 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 著者 長井 祐人 ファイナンシャルアドバイザー/一種外務員資格(証券外務員一種) 一種外務員資格(証券外務員一種)、3級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP3級)を保有。日本大学国際関係学部卒業後、東洋証券株式会社に入社。国内外株式、債券、投資信託、保険商品の販売を通じ、主に個人顧客向けの資産運用コンサルティング業務に従事。特に中国株式、投資信託の提案を得意とし、豊富な金融知識を活かした顧客ニーズに沿う提案が強み。現在は個人向けに資産運用のサポート業務を行う。また、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト「LIMO&ファイナンス」でも執筆を行う。 関連タグ #厚生年金 #国民年金 #年金月額 #年金支給日