4. 冬のボーナスの平均はいくら?2025年の年末賞与は支給事業所の平均で42万4889円、税金・社会保険料を引いた手取りは約34.8万円

厚生労働省「毎月勤労統計調査」の特別集計によると、2025年の年末賞与の支給状況(事業所規模5人以上・調査産業計)は次のとおりです。

  • 【支給事業所における労働者一人平均賞与額】42万4889円(前年比2.8%増)
  • 【支給事業所数割合】76.5%
  • 【きまって支給する給与に対する支給割合】1.08か月分
  • 【参考:2025年の夏季賞与】42万6337円(前年比2.9%増)

年末賞与の平均42万4889円から、令和8年度の料率で引かれる額を試算すると次のとおりです。支給日在籍の条件がある会社で支給日より前に退職すると、この手取りの分が支給の対象から外れることになります。

  • 【健康保険料】約2.1万円(2万882円)
  • 【厚生年金保険料】約3.9万円(3万8796円)
  • 【雇用保険料】約2100円
  • 【子ども・子育て支援金】約500円
  • 【所得税(復興特別所得税を含む)】約1.5万円(1万4808円)
  • 【手取り】約34.8万円(引かれる額は合計約7.7万円)

※試算の前提:協会けんぽ東京支部に加入する40歳未満(介護保険料なし)、扶養親族なしの会社員です。健康保険料率9.85%、子ども・子育て支援金率0.23%、厚生年金保険料率18.3%をそれぞれ労使で折半し、雇用保険料は一般の事業の労働者負担5/1000です。

※所得税は、国税庁「令和8年分 源泉徴収税額表」の賞与に対する源泉徴収税額の算出率の表で、前月の給与を毎月勤労統計調査の2025年11月分のきまって支給する給与(29万616円)とし、社会保険料を引いた約24.8万円から4.084%を当てはめました。40〜64歳で介護保険料がかかる場合の手取りは約34.4万円です。

例)年末賞与の平均42万4889円の場合 冬のボーナスから引かれる額と手取り(令和8年度の料率で試算)1/1

例)年末賞与の平均42万4889円の場合 冬のボーナスから引かれる額と手取り(令和8年度の料率で試算)

出所:厚生労働省「毎月勤労統計調査 2026(令和8)年2月分結果速報」などをもとにLIMO編集部作成

5. 冬のボーナスはどの会社でも出る?年末賞与を支給した事業所は76.5%で、産業別の平均は約9.1万円から約94.1万円まで開きがある

同じ特別集計では、年末賞与を支給した事業所の割合は76.5%で、前年の77.8%から下がりました。支給事業所に雇用される労働者の割合は86.5%です。冬のボーナスは、そもそも支給の定めがない会社や、その年に支給しなかった会社もあることが分かります。

支給事業所における労働者一人平均賞与額を産業別に見ると、次のように開きがあります。

  • 【電気・ガス業】94万1438円(1.86か月分)
  • 【情報通信業】74万6758円(1.35か月分)
  • 【製造業】57万1854円(1.10か月分)
  • 【卸売業,小売業】36万4408円(1.01か月分)
  • 【医療,福祉】31万4546円(0.97か月分)
  • 【飲食サービス業等】9万551円(0.46か月分)

支給事業所における平均額は、賞与を支給した事業所の全常用労働者についての平均で、その事業所で賞与の支給を受けていない労働者も含んで計算されています。括弧内の月数は、きまって支給する給与に対する支給割合を事業所ごとに出した平均です。