35歳までに1000万円貯めた3人に聞いた「お金を貯める秘訣」とは?

「奨学金もあるし、30歳までに結婚したいと思っていたから、結婚相手が『結婚費用を折半しよう』と言ってきたときに出せるお金がないと思った」と話します。

「結婚までには奨学金も返して、きれいにしておきたかった。さらに、結婚費用の相場は400万円くらいだと聞いていたから、29歳までに少なくとも半分の200万円を貯めなくちゃと焦り始めた」と言うCさん。まずは、お金の管理を徹底することから始めたそうです。

「とにかく銀行口座がいくつもあって、会社のお給料はA銀行、生活費の引き落としはA銀行とB銀行が多く、出張費用などの経費精算はC銀行など、バラバラだった」と言います。

「さらに、子どもの頃のお年玉を親がゆうちょ銀行に貯めていたり、ネットバンクが流行ったときに何となく作った口座があったりして大変だったので、とりあえずわかる範囲で全部解約して本当に使う口座に絞った。あとは残高がすぐに見えるように、ネットバンキング契約をしてスマホから残高が見えるように環境を整えた」とのこと。

しかし、Cさんはこれによって貯金にハマることになるのです。「貯金の残高がスマホですぐ見えるようになると、なんだか気になってチラチラ見てしまう。でも増えていないのはうれしくない。だから見るたびに増えている口座にしたくて貯金するようになった」と言うのです。

カードや公共料金の引き落としは給与が入金される口座に集約。お給料が入ったらすぐに先取りで、最低限の引き落とし分と生活費以外は全額貯金口座に移していました。最低限の生活費は給与口座を見たらすぐにわかるので次の給料日までどう過ごすか考えられるようになったのがよかったと言います。

「生活費は1週間ごとに1万円、と決めていた。でもちょっとでも貯金の口座残高を増やしたくて、残った金額を毎週数千円でも入金していた。そのうち、1週間で5000円しか使わないときも出てきた。友達や自宅でホームパーティーをすれば飲み屋で飲むより安く、距離も縮まる。そういう賢く安く遊べる方法をたくさん知ることができたのもよかった」と教えてくれました。

まとめ

今回話を聞いた3人とも、実に楽しみながらお金を貯めていたことがわかります。我慢ばかりして苦労してお金を貯める人もいますが、貯金自体を好きになること、貯金へのモチベーションを保つことが非常に重要なんですね。急に1000万円貯めようと頑張るのは難しいかもしれませんが、自分のできる範囲でやれることをやってみましょう。

大塚 ちえ

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FP保有の金融系ライター。スポーツと音楽が趣味。金融機関勤めで得た知識と経験で、貯金・節約から投資までお金に関する悩みに向き合う。