「あれ?もしかして自分は社畜かも?」と感じたときにはまず対処法を考えましょう。

例えば、やってもやっても終わらないほどに仕事の量があるなら、クオリティーを上げることを考えてみましょう。自分の仕事内容に無駄がないかを見直し、無駄を省くことで、オーバーワークを減らすことができます。

また、上司から指示を受けたときに、「この指示は適切なのか?」を考える習慣をつけることも大切です。上司に意見をするのは難しいかもしれませんが、考えなしに上司の言いなりになってしまうという状態を改善することはできます。

しかし、どんなに自分が変わろうとしても、会社がブラック企業である場合、「社畜」である状態を強要されてしまうこともあります。そんなときは、退職を視野に入れるのもありかもしれませんね。

ただ、中には「なんだかんだと引き止められて、辞められない。」「辞意を表明しているにもかかわらず聞いてもらえない。」という具合に、なかなか退職できない状態に陥ることもあります。そんなときは、今話題の「退職代行サービス」を検討してみるのもよいかもしれません。

退職代行サービスとは

その名の通り、「退職希望者の代わりに退職希望の旨を会社に伝える。」ということをしてくれるサービスです。なかには、退職届を会社に届ける、貸与品などを返却してくれる、といったオプションを用意している業者もあります。

「もう二度とあの会社には行きたくない」と思う利用者にとっては、会社側と接点を持たずに辞めることができるというのは、非常に魅力的な点ですが、業者によっては「伝えるだけで終わり」「給与の未払いなどがあっても交渉まではしてくれない」といったことも耳にします。利用するときには慎重に業者を選ぶことをお勧めします。

まとめ

生活するためには、働かなくてはいけませんが、「ブラック企業」で「社畜」として働き続けることで、自分が心身ともに疲れ切ってしまうというのはいただけません。辞めると決めたら、「退職代行サービス」の利用もよいでしょう。

ただし、「辞意をつたえるだけでなく、退職条件の交渉などもしてほしい。」と思うのであれば、トラブル防止のためにも、業者選びは、より慎重に行ったほうがよいかもしれません。

LIMO編集部