串カツ田中HD、既存店売上高が対前年同月比91.8%にまで後退(2019年10月)

注目小売店月次実績シリーズ

シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は串カツチェーン店「串カツ田中」を運営する串カツ田中HD(3547)の、2019年10月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。

直近の月次実績

2019年11月6日に更新された、串カツ田中HDの2019年10月既存店売上高は、対前年同月比91.8%となりマイナス成長。内訳は客数93.2%、客単価98.5%でした。

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一方で全店売上高は118.6%であり、プラス成長を果たしました。

今期の既存店売上高の振り返り

では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は11月決算)。

既存店売上高について、今期Q1(12-2月)はプラス成長を維持したものの、3月以降は8カ月続けてのマイナス成長です。また客数のマイナス月7カ月、客単価のマイナス月10カ月であり、両者とも苦戦を余儀なくされています。なお、10月の対前年同月比売上高91.8%は、今期3度目の91%台となりました。

一方で全店売上高は今期全ての月でプラス成長を維持。ただし期初の12月は対前年同月比161.5%と高い成長を見せていましたが、10月は同118.6%となり、成長率は低下を余儀なくされています。

過去1年の株価動向

最後に同社の株価動向を見ていきましょう。

同社株価は、2019年は1月と8月に1,700円台でダブルボトムのチャートを形成しており、8月以降は着実な上昇を見せています。現在は2,500円目前の水準で取引が続いており、更なる上昇を見せるのか注目されます。

新規出店にて成長するモデルが継続していますが、既存店の対前年同月比マイナスの改善が見られません。また新規出店を含む全店売上高も成長率が低下しています。まずは苦戦が続く既存店売上高への対応をどのように行うのか、という点が今後注目されます。

串カツ田中ホールディングスの過去1年の株価推移

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参考資料:月次報告(2019年10月度)

LIMO編集部

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LIMO編集部は、個人投資家向け金融経済メディアであるLongine(ロンジン)の執筆者である国内外大手証券会社で証券アナリストや運用会社のファンドマネージャーとして長年の調査や運用経験を持つメンバーやビジネス系インターネットメディアでの運営経験者等を中心に構成されています。国内のみならずグローバルの視点から、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報をわかりやすくお届けします。