大和ハウス工業が一時▲10%安に迫る暴落! 日経平均株価は5日ぶり反落

【東京株式市場】 2019年11月11日

株式市場の振り返り-日経平均株価は5日ぶり反落、TOPIXはかろうじて5連騰を維持

2019年11月11日(月)の主要指標 カッコ内は前日終値比

  • 日経平均株価 23,331円(▲60円、▲0.3%) 5日ぶり反落
  • TOPIX 1,704.0(+1.2、+0.1%) わずかに5日続伸
  • 東証マザーズ株価指数 867.6(+9.8、+1.2%) 反発

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,294、値下がり銘柄数:787、変わらず:72
  • 値上がり業種数:18、値下がり業種数:15
  • 年初来高値更新銘柄数:196、年初来安値更新銘柄数:3

東証1部の出来高は12億4,128万株、売買代金は2兆1,814億円(概算)となり、いずれも先週末より減少しました。週明けで特段新しいニュースがない中、模様眺めムードが強まりました。ただ、決算発表後の好業績銘柄を中心に物色買いも出たため、売買代金は2兆円割れのような閑散相場には陥らなかったようです。

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そのような中、日経平均株価は利益確定売りに押されながらも底堅い値動きとなりました。寄り付き直後に一時+80円高まで上昇したものの、半ばにはマイナス圏へ沈むなど利益確定売りに押されました。ただ、後場の半ばに一時▲68円安まで下げた後は、もう一段の下押しすることなく引けています。結局、5日ぶりの反落となりましたが、後場の底堅さは特筆すべきものだったと言えましょう。

なお、TOPIXも同じような値動きでしたが、かろうじてプラス圏で推移した結果、5日続伸となりました。ちなみに、TOPIXの5連騰は9月5日~17日にかけて記録した8連騰に次ぐものです。

東証マザーズ株価指数は反発、売買代金は64日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は3,878万株、売買代金640億円となり、いずれも先週末より減少しました。個人投資家の物色意欲がまたしても減退し、売買代金は64日連続の1,000億円割れとなりました。また、出来高も4,000万株を下回っています。

なお、株価指数は反発しましたが、依然として900ポイント回復には遠く及ばない状態です。今後は個人投資家の投資マインド回復次第と言えましょう。

大和ハウス工業が一時▲10%安に迫る暴落、自社株買い発表のホンダが久々の急騰

個別銘柄では、先週末に決算発表を行った大和ハウス工業(1925)が失望売りに押され一時▲10%安に迫る暴落となりました。

また、先週末に爆騰したテルモ(4543)が急反落し、朝方に発表された機械受注統計の結果を受けてファナック(6954)など機械株も値を下げています。

その他では、シャープ(6753)など株価上昇が続いたハイテク株の一角が売りに押されて下落しました。

一方、先週末の決算発表と同時に自社株買いを発表したホンダ(7267)が一時+5%高に迫る急騰となりました。

また、ハイテク株では日立製作所(6501)がじり高で年初来高値を更新し、カシオ計算機(6952)も大幅上昇となって3年半ぶりの高値更新となっています(年初来高値更新)。

その他では、金融株の見直し買いが続く中で、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)がついに年初来高値更新となったのが目を引きました。

新興市場(東証マザーズ)では、先週末に一時ストップ安(▲20%安)となったメルカリ(4385)が一時+9%高に迫る急反発となりましたが、その後は伸び悩んで引けました(終値は+4%強高)。

また、先週に掛けてストップ安が相次いだEduLab(4427)が爆騰してストップ高のまま終わっています。

葛西 裕一

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国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。