沖縄県で大変ショックな事件が起きました。沖縄県民にとってふるさとの象徴だったものが焼失してしまったことは、みなさんの記憶にも新しいことかと思います。その事件の直後、Twitterには次の漫画が投稿されました。


「そしたらまた立ち上がれるから」


膝を抱えてすわり込む沖縄。そっと歩み寄って隣にすわる熊本。
「大丈夫ばい」
「ばってん今は思いきり泣いてよか」
熊本は知っています。大切なものをなくしてしまうつらさと、それでも必ず復興できることを。

2016年の地震で重要文化財の熊本城は倒壊・崩落の被害がありましたが、今年2019年には大天守の外観が復旧し、特別公開にまで漕ぎつけました。まだ完全ではありませんが、熊本は着実に復興しつつあります。沖縄もきっと、近い将来に立ち上がることができるでしょう。

昨年には、このような作品も投稿されていました。


「『みんなついてるぞ』
代表で東北を描きました。全国のハンコたちも応援しています!」


こちらは昨年2018年の北海道胆振東部地震の頃の作品です。誰かが傷ついたときはほかの誰かが助けるやさしい世界がここにはあります。ハンコの都道府県たちの世界は私たちの望む世界でもありましょう。漫画の世界だけでなく、実際にそうでありたいものです。

ハンコの都道府県たちが県民性という個性を発揮!

ハンコの顔を持った人型の都道府県たち。似た姿のハンコ人間なのに表情も個性も豊かでいきいきと活動します。ご当地の催しや名物なども登場して「おらが町」の愛しさ楽しさがハンコの都道府県たちには溢れています。