4. 世帯主の年齢で家事用消耗品の金額は変わる、最も多いのは40歳代の年5万1467円
家計調査は、世帯主の年齢階級別の結果も公表しています。2025年の二人以上の世帯の家事用消耗品への年間支出は、次のとおりです。
家事用消耗品は世帯主が40歳代の世帯で年5万1467円と最も多く、70歳以上の世帯は年3万9867円です3/3
出所:総務省統計局「家計調査(家計収支編)2025年 二人以上の世帯 第4-6表」をもとにLIMO編集部作成
- 29歳以下:4万152円
- 30歳代:4万7530円
- 40歳代:5万1467円
- 50歳代:4万9228円
- 60歳代:4万6838円
- 70歳以上:3万9867円
4.1 40歳代と70歳以上の差は年1万1600円
世帯主が40歳代の世帯と70歳以上の世帯を比べると、年1万1600円の差があります(LIMO編集部計算)。平均の世帯人員は40歳代が3.73人、70歳以上が2.34人で、家族の人数にも差があります。
世帯人員で割って1人当たりにならすと、40歳代の世帯は約1万3798円、70歳以上の世帯は約1万7037円になります(LIMO編集部計算・計算のための目安です)。
5. 家事用消耗品は1回あたり約351円、二人以上の世帯で年130回あまり
家計調査の詳細結果表では、100世帯当たりの購入頻度も公表しています。2025年の家事用消耗品の購入頻度は、100世帯当たり年1万3004回でした。
5.1 1世帯当たりにすると年約130回、月約10.8回
1世帯当たりに直すと年約130回、月にすると約10.8回です。年4万5622円をこの回数で割ると、1回あたりは約351円になります(LIMO編集部計算)。
品目別に見ると、トイレットペーパーは年約7.4回で1回あたり約658円、洗濯用洗剤は年約8.6回で1回あたり約802円、ポリ袋・ラップは年約48.9回で1回あたり約105円です(LIMO編集部計算)。
5.2 トイレットペーパーの年4891円が東京都区部と同じ割合で上がると、年約813円増える計算
二人以上の世帯のトイレットペーパーへの支出は、2025年に年4891円でした。仮に、東京都区部の価格の上がり幅(842円から982円)と同じ割合で支出が増えたとすると、年約813円多くなる計算です(LIMO編集部計算・買う量が変わらない場合の計算例です)。
実際の支出は、住んでいる地域の価格や、買う量・銘柄によって変わります。
6. 日用品は「単位あたりの価格」でそろえて比べる
小売物価統計調査は、トイレットペーパーを1000メートル当たり、洗濯用洗剤を1キログラム当たりの価格で調べています。店頭で日用品を比べるときも、単位をそろえると比べやすくなります。
6.1 トイレットペーパーはロールの長さの合計で割る
トイレットペーパーは、包装に1ロールの長さとロール数が書かれています。たとえば1ロール50メートルの12ロール入りなら合計600メートルで、価格が600円であれば1000メートル当たり1000円です(計算例)。
ロール数が同じでも1ロールの長さは商品によって違うため、ロール数だけで比べると割高な商品を選ぶことがあります。
6.2 洗剤は内容量と1回の使用量を確かめる
洗濯用洗剤や台所用洗剤は、内容量と、パッケージに書かれた1回あたりの使用量を確かめます。同じ内容量でも1回の使用量が違えば、何回使えるかが変わります。
買った日用品のレシートを1か月分取っておき、品目ごとの合計と、家計調査の月平均(家事用消耗品で約3802円)を並べてみると、見直す品目が見つけやすくなります。
7. まとめ
家計調査2025年によると、二人以上の世帯の家事用消耗品は年4万5622円で、品目名のあるものでは洗濯用洗剤の年6905円が最も多くなりました。世帯主の年齢別では40歳代が年5万1467円と最も多くなっています。
2026年9月の東京都区部では、トイレットペーパーが前年同月より140円高い1000メートル982円となり、ティシュペーパーやポリ袋も値上がりしています。日用品を見直すときは、まず1か月分の金額を出し、単位あたりの価格で比べるところから始めましょう。