”投資信託で損”は少なくない!? 老後のために失敗しないリスク分散とは

“老後資金2000万円問題”をきっかけに、「老後に向けて何かしなくては」と考え始めた人もいるのではないでしょうか。とはいえ、今の時代は銀行にお金を預けていても利息はほとんどつかないため、貯蓄を増やしたいなら資産運用を始めるのも1つの方法です。

ひとくちに資産運用といっても、株式や債券、国債や社債、FXや仮想通貨など、幅広い金融商品があります。その中で、投資の初心者向きと言われるのが投資信託です。「運用はプロにお任せ」「少額でできる分散投資」などのキャッチコピーを見聞きしたことがある人もいるかもしれませんね。

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ところが、投資信託で失敗する人は決して少なくないのです。

投資信託で利益が出ている人の割合は?

金融庁は2017年に『顧客本位の業務運営に関する原則』を公表しました。これは、投資信託などのリスク商品の運用成績を「見える化」するための画期的な取り組みです。投資信託で大切な資金を失ってしまう人が少なくないことを問題視した金融庁は、利用者の立場に立った業務運営や、利用者にもわかりやすい情報の提供を金融事業者に求めています。

2018年には商品の比較が可能になる共通の指標(共通KPI)を定義しました。2019年からは本原則を採択して具体的な方針を策定・公表した金融事業者名を金融庁の公式サイトに掲載しています。

参考:「顧客本位の業務運営に関する情報」(金融庁)

金融庁が2019年に実施した「販売会社における比較可能な共通KPIの傾向分析」によると、本原則を採択した金融事業者の顧客のうち、投資信託で運用損益率がマイナスになった人の割合(運用損益別顧客比率)は46%だったことが明らかになりました。

一方で、利益を出している人も5割程いるということになります。では、投資信託の勝ち組になるためには、どのような点に注意すればよいのでしょうか。

投資信託で賢くリスク分散するには?

金融商品を複数「詰め合わせ」てリスク分散

そもそも、投資信託(ファンド)とは、投資家から集めたお金を運用のプロが株式や債券などに投資・運用をする金融商品です。資金が少ない人でも手軽に「分散投資」が使えることが特徴といえるでしょう。

参考記事

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LIMO編集部
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LIMO編集部は、日本生命やフィデリティ投信で証券アナリストやポートフォリオマネージャーであった泉田良輔を中心に、国内外大手金融機関勤務経験、ビジネスネットメディア運営経験者や大手ファッション誌や雑誌の元編集長、学習参考書などの書籍校閲・校正経験者、またWebマーケティングスペシャリストなどが編集や執筆作業を行い、運営をしています。沿革としては、LIMOの前身である投信1(トウシンワン)は個人投資家向け金融経済メディアであるLongine(ロンジン)の執筆者である国内外大手証券会社で証券アナリストや運用会社のファンドマネージャーとして長年の調査や運用経験を持つメンバーやビジネス系インターネットメディア運営経験者等を中心に立ち上げました。サブスクリプションモデルで一定の成功を収めていたLongineですが、グループ内で新サービスを展開ることとなり、多くの読者の声に惜しまれながらLongineのサービス自体は2020年3月に終了となりました。Longine編集部メンバーは引き続きLIMO編集部のメンバーとして在籍し、お金のプロとしてコンテンツ編集や情報を発信しています。LIMO編集部は、国内のみならずグローバルの視点から、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報をわかりやすくお届けします。