カジュアル使い用のアウターはまだしも、かっちりしたスーツに合わせるコート選びってなかなか難しい。プライスも張るアイテムだけにしっかり吟味して選びたいところです。

そこで、今回はシンプルかつ上品なデザインのコートに絞ってのご紹介。どれもスーツスタイルに映える一着です。今冬のコート選びの参考にどうぞ。

上品なチェスターコートが驚きのプライス

定番のチェスターコートは目をつけている方が多いはず。しかしシンプルなデザインゆえに、素材の良し悪しがはっきりと出てしまうアイテムでもあります。

こちらはフランスの高級スーツ地メーカーである、CARREMAN社のビーバー素材を使用した一着。かすかに光沢を放つ生地は肉厚ながらも軽く、柔らかい着心地です。それでいてこのプライス。東京・高円寺発の〈Audience〉、以後お見知りおきを。

あの名ブランドの生地を復刻

フードがついた、これまた定番であるバルマカーンコート。〈Brena〉の一着は、その代名詞とも言えるバーバリーの復刻生地を採用。シルエットはAラインの本格派です。

生地だけでなく、工程も贅沢。一人の職人が裁断から縫製までおこなう丸縫いにて作られているため、体が包みこまれるような着心地を体験できます。その他の魅力もちょっとここでは語り尽くせません。ぜひ上記のリンク先にてご確認を。

スーツに合うナローシルエット

ゆとりのあるシルエットが主流ですが、スーツに合わせるなら細身ですっきりキメたい方も多いはず。スタイリッシュなシルエットが際立つコートが〈EDIFICE〉から登場です。

イタリアの高級生地メーカー、〈LORO PIANA〉社の素材を使用しておりふっくらとした柔らかな表情は上品そのもの。スーツに合わせるのはもちろん、オフスタイルの格上げコートとしても使えますよ。

機能性も抜かりなく

秋冬のコートは機能性も重視して選びたいという方にはこちら。小松精錬のストレッチツイル素材に、永久撥水加工と透湿防水フィルム加工を施した一着です。

薄手なので防寒に不安を感じるかもしれませんが、インナーにはダウンベストのライナーが付属。ストレッチも効いているため、着心地にも死角なし。これ、ちょっと弱点が見当たりません。

あとがき

ビジネス用のコートは、子供っぽさのない「隙のない一着」を選びたいもの。今回の4着ならいずれも安心して使えそうです。

FACY