1年を振り返る時期がきて、自身のキャリアを改めて考える方もいるのではないでしょうか。
部長や課長になると給与はどれくらい上がるのか。同じ部長級でも、最終学歴によって月給に差があるのか気になる方もいるのではないでしょうか。
厚生労働省の令和7年賃金構造基本統計調査では、部長級・課長級・係長級・非役職者の給与を、最終学歴別にも集計しています。部長級の所定内給与額は、大学卒が月68万7800円、高校卒が月51万4200円でした。
この記事では、役職別・学歴別の所定内給与額を一覧で確認します。あわせて、厚生労働省が2026年10月7日に公表した毎月勤労統計調査の2026年8月分から、一般労働者の給与の伸びも見ていきます。
なお、管理職の年収に関する詳しい解説は、下記の記事より一部を引用・参照しています。
1. 学歴別【中間管理職の年収一覧】部長級の所定内給与は大学卒「68万7800円」・高校卒51万4200円
賃金構造基本統計調査の役職別の集計は、一般労働者のうち雇用期間の定めのない人が対象です。ここでは令和7年6月分の所定内給与額を、企業規模計(常用労働者10人以上)・男女計で見ていきます。
所定内給与額は、6月分として支給された給与から残業代などの超過労働給与額を差し引いた額で、所得税などを差し引く前の金額です。学歴は最終学歴で分けています。
1.1 部長級の学歴計は月63万5800円、大学卒と高校卒の差は17万3600円
部長級の所定内給与額は、学歴計で月63万5800円でした。学歴別では大学卒が68万7800円、高校卒が51万4200円で、差は17万3600円です。
専門学校卒は51万6800円、高専・短大卒は55万3700円でした。
1.2 大学院卒の部長級は月87万700円で、大学卒より18万2900円多い
部長級で最も高かったのは大学院卒の87万700円です。大学卒の68万7800円より18万2900円多く、高校卒との差は35万6500円でした。
【部長級】
- 高校卒:51万4200円
- 大学卒:68万7800円
- 大学院卒:87万700円
【課長級】
- 高校卒:44万8600円
- 大学卒:56万8200円
- 大学院卒:67万1100円
【係長級】
- 高校卒:37万3600円
- 大学卒:41万7300円
- 大学院卒:49万5700円
【非役職者】
- 高校卒:28万2900円
- 大学卒:34万2500円
- 大学院卒:45万100円
